- 福岡県出身
- 福岡支部
- 愛媛県出身
- 香川支部
- 茨城県出身
- 東京支部
- 三重県出身
- 三重支部
第1回レディースオールスターでファン投票38位となった「木村紗友希」が開会式を盛り上げるため、
白色のボディコンを着用したことがキッカケとなり、恒例となっている。
今では、定番の行事となり、ファン投票で38位のレーサーは、「ミス38位」と呼ばれるようになった。
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- 第1回
- 木村紗友希
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- 日程
- 2017/2/28~2017/3/5
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- 開催場
- ボートレース宮島
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- 結果
- 予選敗退
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- 登録番号
- 4317
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- 所属
- 静岡支部
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- 出身地
- 静岡県
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- 級別
- B1級
過去、女子レーサーによる「歌劇団・犬組」のヒロインとして名を馳せた静岡の中堅女子レーサーは、常にファンや社会のことを想い行動している。気は優しくて力持ち。基本戦法であるまくりは迫力満点。 -
- 第2回
- 喜多須杏奈
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- 日程
- 2018/3/6~2018/3/11
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- 開催場
- ボートレースびわこ
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- 結果
- 予選敗退
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- 登録番号
- 4714
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- 所属
- 徳島支部
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- 出身地
- 徳島県
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- 級別
- B1級
ボートレーサー養成所が福岡県柳川市大和町に移転後、初の女性チャンプ。2020年と2022年後期にはA2にランクイン。
繰り出す速攻で展開をつくり、魅せるレースでファンのハートを射止めるレーサーだ。 -
- 第3回
- 深尾巴恵
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- 日程
- 2019/3/5~2019/3/10
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- 開催場
- ボートレース児島
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- 結果
- 予選敗退
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- 登録番号
- 4843
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- 所属
- 群馬支部
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- 出身地
- 群馬県
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- 級別
- B1級
「ミス38位」となり、オープニングセレモニーでボディコン姿を披露。強烈な印象を残した。
受け身になるよりも攻め手でありたいという気持ちが3コースや5コース戦に表れており、果断さが魅力だ。 -
- 第4回
- 土屋実沙希
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- 日程
- 2020/3/3~2020/3/8
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- 開催場
- ボートレース鳴門
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- 結果
- 予選敗退
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- 登録番号
- 4730
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- 所属
- 静岡支部
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- 出身地
- 静岡県
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- 級別
- B1級
コース不問で、展開不利でも打開しようと奮闘する勢を支持するファンは多い。
勝率は常に5点台をマークしており、A級まであと一歩。ソフトボールで鍛えた心身の強さが武器だ。 -
- 第4回 繰り上がりミス38位
- 岩崎芳美
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- 日程
- 2020/3/3~2020/3/8
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- 開催場
- ボートレース鳴門
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- 結果
- 優勝
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- 登録番号
- 3611
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- 所属
- 徳島支部
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- 出身地
- 熊本県
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- 級別
- A1級
火の国・熊本出身の女子第一人者は、2002年のプレミアムG1レディースチャンピオンを制覇。
記念レースで見せるユーモアたっぷりなパフォーマンス。レースでもでも全力投球を怠らない。モットーは「最後まであきらめない」だ。 -
- 第5回
- 山下友貴
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- 日程
- 2021/2/23~2021/2/28
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- 開催場
- ボートレース芦屋
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- 結果
- 準優敗退
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- 登録番号
- 4464
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- 所属
- 静岡支部
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- 出身地
- 静岡県
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- 級別
- B1級
機力を引き出すことで勝機を逃さないタイプだ。スタートをはじめ、読みや攻撃力・さばきなど引き出しは多彩。コースに関係なく舟券に貢献できる所以だ。現在B1だが、2024年前期はA2復帰がみえている。 -
- 第6回
- 西岡成美
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- 日程
- 2022/2/22~2022/2/27
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- 開催場
- ボートレース桐生
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- 結果
- 準優敗退
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- 登録番号
- 5056
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- 所属
- 徳島支部
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- 出身地
- 徳島県
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- 級別
- A2級
姉の西岡育未に触発されレーサーを志望。養成所に合格すると大学を休学し、デビュー後に復学したことから「現役女子大生プロレーサー」として注目された。今年6月の鳴門W優勝戦で初優勝し、3期連続A2を確定している。 -
- 第7回
- 出口舞有子
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- 日程
- 2023/2/21~2023/2/26
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- 開催場
- ボートレース蒲郡
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- 結果
- 予選敗退
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- 登録番号
- 4901
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- 所属
- 愛知支部
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- 出身地
- 愛知県
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- 級別
- A2級
観察力や構想力が花開いたのは2020年。多摩川プレミアムレディースチャンピオンでG1初出場。
続くびわこのヤングダービーでは準優進出、年末に住之江で初優勝を果たした。
オール女子のファン投票☆
レディースオールスターとは?
現在ボートレーサーは、1,616名が登録されており、うち約16%にあたる259名が女子レーサーだ。
昨年の同時期から16名増えており、その勢いがよくわかる。
直近5期の新人女子レーサーの人数は次のとおりだ。(現在登録されている人数、カッコ内は男子)
133期(2023年秋デビュー) 9名(18名)
132期(2023年春デビュー) 8名(19名)
131期(2022年秋デビュー) 6名(19名)
130期(2022年春デビュー) 6名(21名)
129期(2021年秋デビュー) 8名(20名)
プロスポーツ界屈指の男女比で、男女混合戦で競い合うのだ。
こうした環境下で鍛えられている。実戦の裏づけがあるからこその実力なのだ。
「美しさ」「可愛らしさ」「丁寧さ」「一生懸命さ」「闘志」「怠りのない準備」「ファンへの想い」「最後まであきらめない精神」などは、いずれも多くが唱える女子レーサーの魅力だが、それは同時に「生き方への共感」である。その姿にファンひとり一人の価値観が重なり合うのだ。
そうした意味で、2017年に新設されたレディースオールスターの存在意義は大きい。
「ファン投票および選考委員会において選出されたレーサー」が参戦するシリーズの優勝者には、レディースチャンピオン(その年の8月開催)の優先出場権が与えられることもあり注目度が高い。
例年にならい、今年も11月4日から26日までが投票期間(スマートフォンを含むインターネット投票)。それぞれの「イチオシ」「気になる存在」「可能性を感じるレーサー」を後押しする絶好の機会である。
これまでの
レディースオールスター☆
G2レディースオールスターは今年で8回目。
ファン投票1位のレーサーと優勝したレーサーは次の通りだ。
2017年 第1回大会(宮 島) | ファン投票1位:遠藤エミ | 優勝:山川美由紀(イン逃げ) |
2018年 第2回大会(びわこ) | ファン投票1位:遠藤エミ | 優勝:中村桃佳(イン逃げ) |
2019年 第3回大会(児 島) | ファン投票1位:大山千広 | 優勝:寺田千恵(イン逃げ) |
2020年 第4回大会(鳴 門) | ファン投票1位:大山千広 | 優勝:岩崎芳美(2コース差し) |
2021年 第5回大会(芦 屋) | ファン投票1位:大山千広 | 優勝:小野生奈(イン逃げ) |
2022年 第6回大会(桐 生) | ファン投票1位:守屋美穂 | 優勝:守屋美穂(4コースまくり) |
2023年 第7回大会(蒲 郡) | ファン投票1位:守屋美穂 | 優勝:長嶋万記(イン逃げ) |
2大会連続トップ得票の遠藤エミも、3大会連続の大山千広も優勝を逃してきたが、第6回大会で守屋美穂がそのジンクスを打ち破り栄冠を手にしている。
翌年の第7回大会は、2年連続でトップ当選となったものの、ファイナル進出は叶わなかった。
プロフェッショナルは、「実力」、そしてファンを魅了する「何か」をもたなければならない。
その両方の融合を展開してくれるのが女子レーサーの戦い。
G2レディースオールスターは、そこにファンが加わることのできる大会なのである。
今年の
レディースオールスターの
楽しみ方☆
女子レーサーの戦いは魅力に満ちているといわれている。
❶ レーサーの数が259名と限られていて覚えやすい
❷ 戦法などが明確でレース展開が読みやすい
❸ 本命筋が分かりやすいだけでなく、高配当パターンも推理しやすい
❹ 急成長しているレーサーなど、個々の変化を読み取れば高配当ゲットにつながる
❺ 美しさ・可愛らしさ・優しさ・強さ・責任感・闘志など、人柄や個性を感じることができる
❻ ファンへの姿勢が丁寧で心情的にも応援したくなる
などが指摘される要因だ。
特に、❹の「変化」しつつあるレーサーの動向はポイントになりうる。
このレディースオールスターのファン投票には級別や経験年数などの制限がない。
つまり、デビューしたての新人でも参戦可能である。
ちなみに、直近の第7回大会には、2021年春デビューの128期の宮崎つぐみ、129期の刑部亜里紗が参戦。
結果はともかく、女子の新しい顔として存在感を示していた。
今年のニューフェイスは誰だろうか…。
一方、看板となるレーサーは多数だ。
現在女子賞金ランキング1位の遠藤エミをはじめ、3年連続のファン投票1位がかかる守屋美穂、優勝6回の長嶋万記、賞金ランキング4位から6位の渡邉優美・平山智加・高田ひかる、などなど列挙するとキリが無い。
(2023年10月25日時点)
知れば知るほど面白いのがレディースオールスター。
びわこの第8回大会も決して見逃してはならない。