レースリポート
前田紗希が住之江オールレディースV 埼玉女子から今年4人目の優勝
2024.06.25
ボートレース住之江(ナイター)のオールレディース(6月19日~24日開催)が24日、終了した。優勝戦は1号艇の前田紗希(埼玉出身・埼玉支部31歳)【写真3枚】が快勝。1コースからコンマ09の好スタートで逃げ切った。2着に2号艇の鎌倉涼(大阪出身・大阪支部)、3着に4号艇の今井美亜(富山出身・福井支部)が入り、3連単1-2-4で970円の2番人気決着となっている。
勝った前田は2022年5月の江戸川ヴィーナスシリーズ以来となる約2年1カ月ぶりの優勝で通算2V。オールレディース初優勝を飾り、これで来年のレディースチャンピオンの優先出場権を手にした。優勝戦の1号艇は自身初だったが「どの1号艇よりもすごい平常心だったので、それが良かったのかな。優勝できてすごくうれしいです」と笑顔で語っていた。
埼玉旋風が止まらない。今年に入って埼玉支部女子レーサーの優勝はこれが4件目。1月9日の尼崎オールレディースでの清埜翔子、3月30日の津ヴィーナスシリーズでの浜田亜理沙、4月27日の桐生一般戦での原加央理に続く優勝となった。
下に今年の女子レーサーの支部別優出回数ランキングを出したが、埼玉支部は19優出で堂々5位の好成績。優勝4回は岡山支部(守屋美穂4V)、福岡支部(犬童千秋1V、川野芽唯1V、深川麻奈美1V、渡邉優美1V)、香川支部(平山智加3V、松尾夏海1V)と並んでトップタイだ。優勝者を4人も出している支部は福岡と埼玉しかない。
勢いに乗っている埼玉女子勢が今後どんな活躍を見せるのか楽しみなところ。7月にはホームプールの戸田でヴィーナスシリーズがあり、ここには浜田亜理沙、清埜翔子、大豆生田蒼、前田紗希、中田夕貴と好メンバーが集結する。埼玉旋風は今後ますます勢いを増す可能性が十分だろう。
【2024年支部別優出回数(女子)】
1位 岡山支部 28優出4V
2位 福岡支部 27優出4V
3位 香川支部 21優出4V
3位 東京支部 21優出3V
5位 埼玉支部 19優出4V
6位 静岡支部 18優出2V
7位 愛知支部 15優出3V
8位 群馬支部 13優出2V
9位 徳島支部 12優出2V
10位 広島支部 11優出2V
11位 福井支部 10優出1V
12位 滋賀支部 8優出0V
13位 大阪支部 7優出0V
14位 三重支部 6優出1V
15位 山口支部 5優出0V
16位 佐賀支部 4優出0V
17位 兵庫支部 2優出1V
18位 長崎支部 1優出0V