レースリポート
唐津G3第11回ウエスタンヤング 実直な努力が実を結びつつある勝浦真帆が予選突破へ
2024.06.17
西地区のヤングレーサートップを決する「G3第11回ウエスタンヤング」はボートレース唐津で、あす18日が予選最終日。得点率上位は以下のとおりだが、若者の戦いは何が起こるか分からない。
(◎は準優当確、【】の数字は2走の必要得点)
安河内 健 9.60(5R6号艇)◎
定松 勇樹 9.60(11R5号艇)◎
土屋 南 8.80(12R1号艇)◎
末永 和也 8.80(10R5号艇)◎
入海 馨 7.25(6R3号艇・11R1号艇)【7点】
常住 蓮 7.20(8R4号艇)◎
宗行 治哉 7.20(12R6号艇)◎
勝浦 真帆 7.00(2R2号艇・10R6号艇)【8点】
この上位8人が準優の内枠候補だが、6号艇を予選最終競走に控えている勝浦真帆(岡山出身・岡山支部28歳)【写真2枚】は厳しい戦いを強いられることになりそう。もし、前半2Rで取りこぼせば黄信号がともるからだ。
「思い切っていくしかないと思っていきました。バランスが取れて全体的にちょっとずついいかなという感じです。気温に合わせる程度の微調整でいきます」とは3日目5Rで勝利した後のことば。4コースカドからの強気なまくりであった。この日はまくり決着が4本と動きの大きい1日だったが、象徴ともいえるこの5Rは4万6620円(3連単)の高配当。やはりシリーズをけん引している土屋南が勝利した2日目6Rの4万7600円とほぼ並ぶ波乱を演出したのだった。
予選最終日、その走りっぷりに俄然注目が集まる勝浦真帆は努力家。地元児島で来る日も来る日も練習に励んだ実直で真っ正直な行いの成果に期待したい。