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小池礼乃が2年ぶり優出 鳴門で本命・遠藤エミ相手に初Vへ挑戦

2024.06.17

 ボートレース鳴門(モーニング)のオールレディース(6月13日~18日開催)は17日、5日目が終了。準優を勝ち抜いた6人が18日の優勝戦に駒を進めた。

<鳴門 最終日 12R 優勝戦>
1枠 遠藤 エミ(滋賀・滋賀)1コース1着65%
2枠 小池 礼乃(福岡・福岡)2コース1着21%
3枠 岩崎 芳美(熊本・徳島)3コース1着 9%
4枠 守屋 美穂(岡山・岡山)4コース1着15%
5枠 土屋 千明(群馬・群馬)5コース1着 0%
6枠 香川 素子(大阪・滋賀)6コース1着 0%
※()内は出身・支部
※コース別1着率は今年1月~

 予選トップ通過の浜田亜理沙が準優12R4着でまさかの敗退となり、予選2位通過で準優11R1着の遠藤エミがポールポジションを手にした。

 遠藤は今節すでに1コース戦が3回あり、初日12Rのドリーム戦ではコンマ16のトップスタート、4日目8Rではコンマ09の好スタート、5日目11Rの準優でもコンマ05の好スタートを決めていずれも力強く逃げ切っている。なお、準優11Rでは5号艇の土屋実沙希が5コースから+06のFに散っている。

 遠藤は優勝戦でも他を寄せ付けない逃走劇を見せるか。昨年11月の三国ヴィーナスシリーズ以来となる優勝を狙う。

 デビュー初Vを狙うのは2号艇の小池礼乃(福岡出身・福岡支部34歳)【冒頭の写真・中央】だ。準優12Rで3コース差しを決めて優出切符を獲得。2022年6月の住之江オールレディース以来となる約2年ぶりの優勝戦進出で、通算10回目の優出となった。

 小池は今年2コースで14戦3勝の1着率21%。最近3節(今節を含む)の2コース成績が1・1・1・2着と黒いカポックで好走を連発している近況だ。今節は2連対率1位のモーター24号機とのコンビで好パワーを見せてきただけに、悲願の初Vを手にしても不思議ではないだろう。

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 侮れないのは4号艇の守屋美穂(岡山出身・岡山支部35歳)【写真上】か。準優10Rでは5コースの堀之内紀代子がチルト1.5度でまくりを狙ってくるなか、1コースから巧みにブロックして2着を確保。1着は6コースからまくり差し突き抜けた岩崎芳美で、守屋は逃げ切りはならなかったがさすがの立ち回りだった。今節ここまで5勝をマークするなど機力は十分。遠藤と守屋が、1コースとカド4コースでどんな勝負を演じるのかも楽しみだ。

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