レースリポート
鳴門11Rは好カード 予選4位の宇野弥生が1号艇も全員に見どころあり
2024.06.14
ボートレース鳴門(モーニング)のオールレディース(6月13日~18日開催)は14日、2日目が終了した。2日目メインカードの12Rドリーム戦は、1号艇の守屋美穂(岡山出身・岡山支部)が1コースからコンマ10の好スタートで逃げ切り快勝。2着に4号艇の浜田亜理沙(広島出身・埼玉支部)、3着に3号艇の香川素子(大阪出身・滋賀支部)が入り、3連単1-4-3は1200円の4番人気決着となっている。
さてシリーズ中盤戦に入る鳴門オールレディースだが、3日目の注目カードには11Rを挙げたい。
<鳴門 3日目 11R 特選>
1枠 宇野 弥生(埼玉・愛知)予選 4位
2枠 門田 栞(愛媛・香川)予選35位
3枠 水口 由紀(京都・滋賀)予選33位
4枠 魚谷 香織(山口・福岡)予選 6位
5枠 遠藤 エミ(滋賀・滋賀)予選 1位
6枠 大澤 真菜(埼玉・東京)予選13位
※()内は出身・支部
1号艇に座るのは宇野弥生(埼玉出身・愛知支部38歳)【冒頭の写真】。今節ここまで2・4・1着で予選4位の好位置につけている。この1号艇をしっかり勝ち切ってシリーズリーダー争いに加わりたいところだ。
宇野は1コース最近10走が1・1・6・1・6・1・6・2・2・1着。10戦5勝の1着率50%で、6着大敗も3回喫するなどやや苦戦気味だ。近況いまひとつ舟足が仕上がらない節が目立ち、1コースでの取りこぼしが増えている。
ただ今節手にしたモーター21号機は、前節の一般戦で森永隆が節間オール3連対の活躍で優出3着に入った注目機。宇野も今節ここまで3走すべて展示1番時計と軽快な舟足を見せている。この21号機とのコンビで1コース戦をきっちり勝ち切りたいところだ。
舟券のカギを握るのは4号艇の魚谷香織(山口出身・福岡支部39歳)【写真上】か。魚谷は4コース最近10走が2・4・2・1・3・2・2・3・2・2着。8走連続で3連対中と安定した走りが続いている。カドからしっかり展開を突いてきそうだ。
そのほかにも5号艇には予選首位の遠藤エミ、6号艇には2日目に5コースまくり差しで遠藤に先着し3連単4万円台の高配当を出した大澤真菜、3号艇には前節の福岡オールレディースで優出している水口由紀、2号艇には近況成長著しい130期の門田栞と楽しみなメンバーがそろう。あれこれ予想に悩まされそうな好カードだ。