レースリポート
三国優勝戦はセンター海野ゆかりが快速! 1号艇・刑部亜里紗は初V狙う
2024.06.11
ボートレース三国(モーニング)のヴィーナスシリーズ(6月7日~12日開催)は5日目が終了。準優を勝ち抜いた6人が12日の優勝戦に駒を進めた。
<三国 最終日 12R 優勝戦>
1枠 刑部亜里紗(静岡・静岡)優出4回目 0V
2枠 平山 智加(香川・香川)優出158回目 42V
3枠 長嶋 万記(静岡・静岡)優出156回目 42V
4枠 海野ゆかり(広島・広島)優出283回目 64V
5枠 安井 瑞紀(岡山・岡山)優出3回目 0V
6枠 塩崎 桐加(三重・三重)優出38回目 3V
※()内は出身・支部
予選トップ通過の樋口由加里が準優3着で敗退する波乱。予選2位だった刑部亜里紗(静岡出身・静岡支部27歳)【写真上】がポールポジションを手にした。
刑部はこれが通算4回目の優出で、そのうち3回が三国と当地相性抜群。デビュー初優出(2023年11月三国ヴィーナスシリーズ)を飾った大会でデビュー初Vも手にするか。
刑部は今期1コースで8戦6勝の1着率75%。前々期が53%、前期が61%、そして今期が75%と着実に成長を遂げてきた。優勝戦でも自信を持って逃げ切るのみ。2021年11月のデビューから約2年7カ月、初優勝をつかむのか注目したい。
しかしライバルたちは強力だ。2・3号艇には通算42Vで女子歴代9位タイの平山智加と長嶋万記が入り、4号艇には通算64Vで女子歴代5位の海野ゆかり(広島出身・広島支部50歳)【冒頭の写真】もいる。
特に注目したいのは海野だ。今節の海野は快速パワーが光り、ここまで10走で展示1番時計を7本マーク。海野にとって、節間7本も展示1番時計をマークしたのは最近10年を振り返っても2014年6月の児島一般戦(10走で展示1番時計8本)と2019年1月の鳴門オールレディース(11走で展示1番時計7本)の2節だけしかない。
優勝戦の海野は4号艇となっただけに、この伸び足を生かしてカド速攻を狙ってきそうな気配。前節の大村ヴィーナスシリーズに続く2節連続Vを狙う。