レースリポート
三国 前田紗希が初の予選1位通過に王手 6Rで2位の樋口由加里と対決
2024.06.09
ボートレース三国(モーニング)のヴィーナスシリーズ(6月7日~12日開催)は9日、予選の3日目が終了した。前田紗希(埼玉出身・埼玉支部31歳)【冒頭の写真】が予選首位を快走。樋口由加里(岡山出身・岡山支部36歳)【写真下】が予選2位につけている。
そしてこのトップ2が4日目6Rで直接対決。シリーズリーダーの座をかけた大一番になる。
<三国 4日目 6R 予選>
1号艇 本田 愛(静岡・静岡)予選44位
2号艇 樋口由加里(岡山・岡山)予選 2位
3号艇 吉田 彩乃(静岡・静岡)予選20位
4号艇 喜井つかさ(岡山・岡山)予選17位
5号艇 加藤 奈月(福井・福井)予選28位
6号艇 前田 紗希(埼玉・埼玉)予選 1位
※()内は出身・支部
前田は今節ここまで1・1・1・1・3着のオール3連対。2コース差し、5コースまくり差し、1コース逃げ、4コースまくりと多彩な技で開幕4連勝を飾るなど圧巻の走りを見せてきた。前田にとって4連勝は自己ベストタイ。開幕4連勝は自身初だ。
前田はもし準優1号艇となれば2021年12月の徳山一般戦(予選2位)と2022年9月の江戸川オールレディース(予選2位)に続いて3回目。予選1位通過となれば初めてだ。
樋口は今節ここまで2・2・2・2・1・2着のオール2連対。白星は3日目1Rの1コース逃げのみだが、2着を5本奪ってV争いに加わってきた。
前田と樋口は2人とも4日目はこの6Rの1回走り。現時点では前田が得点率9.40(5走47点)、樋口が得点率8.83(6走53点)となっている。もし樋口が6Rで1着を奪えば得点率は9.00まで伸びるが、前田は2着に入れば得点率9.17で首位を守れる状況だ。果たして熾烈(しれつ)なシリーズリーダー争いはどちらに軍配が上がるのか。もし両者が着を崩すようなら、予選3位の関野文(大阪出身・大阪支部)や予選4位の刑部亜里紗(静岡出身・静岡支部)らにも逆転のチャンスが生まれてくる。