三国　2日目ドリームは関野文が快速65号機とのコンビで攻める

　ボートレース三国（モーニング）のヴィーナスシリーズ（6月7日～12日開催）が7日、開幕した。初日メインカードの12R「女王ドリーム」は3号艇の海野ゆかり（広島出身・広島支部）が快勝。3コースからまくりを決めた。2着には6号艇の樋口由加里（岡山出身・岡山支部）が入線。1号艇の長嶋万記（静岡出身・静岡支部）は3着に終わり、3連単3-6-1で2万9440円の57番人気決着となっている。

　2日目のメインカードは12Rの「女神ドリーム」。ダブルドリームの後半戦として行われる。

＜三国 2日目 12R 女神ドリーム＞
1枠 平山　智加（香川・香川）1コース1着率61%
2枠 清埜　翔子（埼玉・埼玉）2コース1着率29%
3枠 関野　　文（大阪・大阪）3コース1着率31%
4枠 刑部亜里紗（静岡・静岡）4コース1着率12%
5枠 喜井つかさ（岡山・岡山）5コース1着率0%
6枠 滝川真由子（愛知・長崎）6コース1着率0%
※()内は出身・支部
※コース別1着率は今年1月～

　レースのカギを握るのは3号艇の関野文（大阪出身・大阪支部30歳）【冒頭の写真】か。関野は今年3コースで16戦5勝の1着率31％という好成績。2着が3本、3着も4本あって3連対率は75％と非常に高い。5勝のうち3勝は"まくり"でマークするなど、3コースからは握って攻めるケースが多いタイプ。このドリーム戦でも思い切って速攻を仕掛けてきそうだ。

　また、関野が今節手にしたモーター65号機は2連対率6位の好素性機。平均展示順位は驚異の1.90（6月6日時点）で、三国現モーターでは1位の快速モーターだ。関野は初日3着、2着と上々の滑り出し。V争いの上位に参加の気配十分だろう。

　迎え撃つ1号艇は平山智加（香川出身・香川支部38歳）【写真上】だ。今年1コースは31戦19勝で1着率61％。昨年は年間で75％（57戦43勝）だったことを考えると、今年はやや下がり気味だ。特に最近4節に限ると1コース8走で1･2･2･3･2･2･1･6着。8戦2勝と苦しい戦いを強いられている。今節は人気に応えて勝ち切りたいところだ。