レースリポート
深川麻奈美が逃げ切って福岡初V 31号機が福岡レディースチャンピオンでも注目機に
2024.06.06
ボートレース福岡(サマータイム制)のオールレディースが6日、終了した。優勝戦は1号艇の深川麻奈美(熊本出身・福岡支部37歳)が1コースから逃げ切って快勝。2着に2号艇の櫻本あゆみ(栃木出身・群馬支部)、3着に5号艇の渡邉優美(福岡出身・福岡支部)が入り、3連単1-2-5で440円の1番人気決着となった。なお3号艇の野田部宏子(福岡出身・福岡支部)はフライングのため返還欠場となっている。
勝った深川は昨年12月の丸亀一般戦以来となる優勝で通算4V。福岡では初Vとなった。この優勝で賞金120万円を獲得し、今年の女子賞金ランキングは33位まで上昇している。
さて6月の博多女子決戦が終了したが、すぐ2カ月後には大一番が待っている。8月7日からボートレース福岡で開催されるプレミアムG1第38回レディースチャンピオンだ。
ボートレース福岡の現モーターは2月20日使用開始のため、今節使われたモーターが8月のPG1でも使用される。今節好パワーを見せていたモーターをしっかり記憶にとどめておき、8月のレディースチャンピオンでの舟券攻略に生かしたいところだ。要注目のモーターをいくつか列記しておこう。
●31号機……深川麻奈美が乗って優勝。逃げ4本を含む節間5勝で頂点に立った。出足も伸び足も申し分ないバランス型の良機。
●26号機……水口由紀が予選5位通過で優出4着に入る活躍。伸び足が強めで、節間10走で展示1番時計を7本もマークした。
●14号機……小池礼乃が約1年8カ月ぶりの準優出を果たすなど節間5勝を挙げる大暴れ。4月のヴィーナスシリーズでも米丸乃絵が優出3着に入っていた注目機。
●52号機……櫻本あゆみが優出2着の準V。節間10走でトップスタートを6本も決めるなど充実の舟足が光った。
●64号機……宇恵有香が3コースまくり2本を含む節間3勝をマーク。レディースチャンピオンでも速攻を見せそうな気配。
●71号機……今節開幕時点で2連対率54%で1位だったモーター。原加央理が予選7位に入るなど1着2本、2着4本をマークし、2連対率54%をキープした。