レースリポート
三国初日ドリーム1号艇は長嶋万記 当地巧者がモーターのハンデ跳ね返す
2024.06.06
ボートレース三国(モーニング)のヴィーナスシリーズ(6月7日~12日開催)が7日に開幕する。A1勢からは海野ゆかり(広島出身・広島支部)、長嶋万記(静岡出身・静岡支部)、落合直子(大阪出身・大阪支部)、平山智加(香川出身・香川支部)、清埜翔子(埼玉出身・埼玉支部)が参戦。そのほかにも喜井つかさ(岡山出身・岡山支部)、塩崎桐加(三重出身・三重支部)、今井美亜(富山出身・福井支部)、中川りな(福岡出身・福岡支部)らが登場して熱戦を繰り広げる。なお今節はモーニングレースのため発売締切予定時刻は1Rが8時47分、12Rが14時27分となっている。
初日のメインカードは12Rの「女王ドリーム」。ダブルドリームの前半戦として行われる。
<三国 初日 12R 女王ドリーム>
1号艇 長嶋 万記(静岡・静岡)1コース1着率69%
2号艇 落合 直子(大阪・大阪)2コース1着率19%
3号艇 海野ゆかり(広島・広島)3コース1着率20%
4号艇 今井 美亜(富山・福井)4コース1着率0%
5号艇 平田さやか(東京・東京)5コース1着率7%
6号艇 樋口由加里(岡山・岡山)6コース1着率0%
※()内は出身・支部
※コース別1着率は今年1月~
1号艇で登場するのは長嶋万記(静岡出身・静岡支部43歳)【冒頭の写真】だ。長嶋は三国通算8優出5Vと当地実績抜群。三国オールレディースで2016年、2018年、2020年と3回も優勝している。昨年11月に三国G2レディースチャレンジカップを制したのも記憶に新しいところ。圧巻の3コースまくり差しでインの守屋美穂を破ったレースが思い出される。今節も三国巧者ぶりを見せつけるのか。
やや気になるのはモーターだ。長嶋が手にした31号機は2連対率18.4%で、これは今節使用46基のなかで46番目の低率機。これまで10節走って優出ゼロで、準優出もゼロと苦戦が続いている。ただこの10節のうち9節はB級の選手が使用しており、乗り手に恵まれなかったという見方もできる。A級の長嶋が乗って気配を一変させるか。
そのほかの選手たちも強力だ。2号艇の落合直子は前節の下関ミッドナイトレースで優出するなど近況リズム上昇中。3号艇の海野ゆかりは前節の大村ヴィーナスシリーズに続く2節連続Vをめざしての登場だ。4号艇の今井美亜(富山出身・福井支部33歳)【写真上】は今年地元初参戦で気合十分だろう。打倒長嶋を狙う選手たちにも注目したい。