レースリポート
16位平高奈菜が準優へ2枠勝負 1枠の渡邉優美と約6年11カ月ぶり対戦 福岡
2024.06.03
ボートレース福岡(サマータイム制)のオールレディース(6月1日~6日開催)は3日、予選の3日目が終了した。中谷朋子(兵庫出身・兵庫支部)が3・1・2・2・4・1着で予選首位に浮上。予選2位に深川麻奈美(熊本出身・福岡支部)、予選3位に岩崎芳美(熊本出身・徳島支部)がつけている。
さて予選最終日を迎える福岡オールレディースだが、4日目の注目カードには11Rを挙げたい。
<福岡 4日目 11R 予選特選>
1号艇 渡邉 優美(福岡・福岡)予選 6位
2号艇 平高 奈菜(愛媛・香川)予選16位
3号艇 深川麻奈美(熊本・福岡)予選 2位
4号艇 藤田 美代(福岡・福岡)予選17位
5号艇 角 ひとみ(広島・広島)予選14位
6号艇 水口 由紀(京都・滋賀)予選 5位
※()内は出身・支部
予選突破へ勝負駆けなのが2号艇の平高奈菜(愛媛出身・香川支部36歳)【冒頭の写真】だ。今節ここまで1・2・1・4・1・6着で予選16位。3日目8Rで6着大敗を喫し、しかも不良航法の減点10も受けて準優出へ黄信号がともった。4日目はこの11R2号艇の1回走りとなっており、大崩れは許されない状況だ。
平高は近況2コースで安定感抜群。今年に入って2コースは14走(※選手責任外失格は除く)しているが、3・3・1・3・2・2・2・3・2・1・2・2・1着でオール3連対という見事な成績だ。今節もすでに2日目8Rで2コース戦があり、差しハンドルで1コースの日高逸子を破って1着を奪っている。この4日目11Rでも2コースから鋭いさばきを見せるのか。
迎え撃つ1号艇は渡邉優美(福岡出身・福岡支部31歳)【写真上】だ。今年1コースは25戦18勝で1着率72%と上々の成績。今節初日のドリーム戦では1コースからコンマ12のトップスタートで逃げ切っており、4日目11Rでもその再現を狙いたい。
ちなみに女子戦線を引っ張る存在となっている渡邉と平高だが、2人の対戦は意外にも久々で昨年5月の芦屋SGボートレースオールスター最終日以来。約1年1カ月ぶりだ。
しかも1号艇・渡邉、2号艇・平高という組み合わせとなると実に約6年11カ月ぶり。2017年7月の芦屋ヴィーナスシリーズ初日以来になる。その時は平高が2コースからまくって勝っている。久しぶりに内枠で激突する2人がどんな勝負を演じるのか。