レースリポート
若松オールレディース ”来期B1級降格組”の野田部宏子、土屋千明、刑部亜里紗が発奮
2024.05.21
ボートレース若松(ナイター)のオールレディース(5月19日~24日開催)は20日、2日目が終了した。現時点での予選上位18人(準優圏内)は以下のとおり。
1位 武藤 綾子(B1→B1) 9.00
2位 平高 奈菜(A2→A2) 8.75
3位 土屋実沙希(B1→A2) 8.33
4位 野田部宏子(A2→B1) 8.33
5位 深川麻奈美(A2→A2) 8.00
6位 細川 裕子(A1→A1) 8.00
7位 中谷 朋子(A1→A2) 7.75
8位 川野 芽唯(A1→A1) 7.75
9位 土屋 千明(A2→B1) 7.75
10位 清水 愛海(B1→B1) 7.67
11位 廣中智紗衣(A1→A1) 7.67
12位 宇野 弥生(A2→A2) 7.50
13位 岩崎 芳美(A1→A2) 7.50
14位 原 加央理(B1→B1) 7.00
15位 今井 美亜(A2→A2) 6.67
16位 神里 琴音(B1→B1) 6.67
17位 平川 香織(A2→A2) 6.67
18位 刑部亜里紗(A2→B1) 6.25
※()内は今期級別→来期級別)
2024年後期級別審査期間が4月30日で終了し、来期(7月1日から)の級別が決定しているが、今節奮闘が光っているのは"来期B1級降格組"だ。今節はA2級からB1級に来期降格する選手が3人出場しているが、いずれも準優圏内につけている。
3人のなかで得点率最上位は野田部宏子(福岡33歳)【冒頭の写真】。2・1・3着のオール3連対で予選4位の好位置だ。
野田部は前々期に勝率5.68の自己ベストをマークしてA2級初昇格を果たしたが、前期は長期のF休みなどもあってリズムをつかめず勝率は4.08と低迷。B1級降格となってしまった。今期は2期ぶりのA級復帰をめざしたいだけにリズムの立て直しが急務。若松は昨年ヴィーナスシリーズで優出するなど好成績を残しており、今節は復調ののろしを上げたい一節になる。
土屋千明(群馬41歳)【写真上】は前期勝率5.17でA2級からB1級に降格。現在5節連続で予選落ち中と調子を落としている近況だ。しかし今節はここまで2・3・2・2着のオール3連対で予選9位と気配上々。約3カ月ぶりの準優出はもちろん、約1年ぶりの優出も期待したい今節だ。
刑部亜里紗は前々期に勝率5.65でA2級初昇格。しかし前期は勝率5.42で惜しくもA2級ボーダー(5.43)に0.01届かずB1級降格が決まってしまった。前期は6着が17本(※前々期は5本)と大敗が増えたことが勝率ダウンの大きな要因だった。
今節の刑部はここまで2・6・2・3着で予選18位。初日に5コースから手痛い6着を喫したが、2日目は6コースから3着に食い込むなど好走を見せている。粘りの走りで3日目以降も着を拾っていきたい。