レースリポート
2日目12Rは平高奈菜が1号艇でイン戦連敗脱出なるか 若松オールレディース
2024.05.20
ボートレース若松(ナイター)のオールレディース(5月19日~24日開催)が開幕した。初日メインカードの12Rドリーム戦は追い風7メートルのなか、安定板使用の周回短縮(2周戦)で行われ、1号艇の川野芽唯(福岡)がイン逃げで快勝。2着に5号艇の岩崎芳美(徳島)、3着に2号艇の細川裕子(愛知)が入り、3連単1-5-2で4460円の17番人気決着となっている。
さて2日目を迎える若松決戦だが、注目カードには12Rを挙げたい。
<若松 2日目 12R 予選特選>
1号艇 平高 奈菜(香川)1コース1着率71%
2号艇 鈴木 成美(静岡)2コース1着率31%
3号艇 野田部宏子(福岡)3コース1着率8%
4号艇 冨名腰桃奈(福岡)4コース1着率0%
5号艇 原 加央理(埼玉)5コース1着率17%
6号艇 土屋 千明(群馬)6コース1着率8%
※()内は支部
※コース別1着率は今年1月~
1号艇に座るのは平高奈菜(香川36歳)【冒頭の写真】。前節の宮島G2レディースオールスターで優出5着に入るなど近況リズムを上げてきた。
ただ平高はイン最近10走が1・3・1・1・3・1・1・4・転・3着で10戦5勝の1着率50%とやや不安定な成績。現在イン3連敗中だ。この10走でゼロ台スタートが1本だけと思い切って踏み込めていない近況。まくられて敗れるケースも散見する。今節はイン先マイで逃げ切りたい。
侮れないのは2号艇の鈴木成美(静岡37歳)【写真上】だ。今年2コースで13戦4勝の1着率31%と好調。4勝はいずれも差しでマークしている。4月の常滑オールレディースでは2コース差しでインの落合直子を破って3連単1万円台の高配当を出すレースもあった。平高を相手にどんな立ち回りを見せるのか。
舟券のカギは6号艇の土屋千明だろう。今年に入ってアウトからの連絡みが非常に多く、3連対率は5コースで63%、6コースで42%という高い数字だ。3月の児島一般戦では6コースまくり差しで3連単3万円台の大穴も出している。外から展開を突いてくる土屋に要注意だ。