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今井裕梨と山川美由紀が得点率トップ並走 一騎打ちで予選最終日へ 鳴門

2024.05.15

 ボートレース鳴門(モーニング)のヴィーナスシリーズ(5月13日~18日開催)は15日、3日目が終了。シリーズリーダー争いは今井裕梨(群馬40歳)【冒頭の写真】と山川美由紀(香川57歳)【写真下】の一騎打ちムードになってきた。

 今井が1・1・3・1・2着で5走47点の得点率9.40、山川が1・2・3・1・1着で5走47点の得点率9.40。得点率と上位着位でピッタリと並んでいる状態だ。この場合は最高タイムで順位が決まり、今井が1分47秒5、山川が1分47秒6で、わずか0秒1差で現時点では今井が予選1位、山川が予選2位となっている。

 ちなみにもし最高タイムでも並んだ場合は、今期適用成績で順位が決まるというのが今節の規定。勝率6.15の山川が勝率5.95の今井を上回って上位になる計算だ。

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 4日目は今井が2R4号艇と12R1号艇、山川が6R3号艇と10R4号艇で登場する。なかでも大きなカギを握ってきそうなのが2R(締切予定時刻は午前9時13分)だ。

<鳴門 4日目 2R 予選>
1号艇 谷口 佳蓮(香川)1コース1着率63%
2号艇 中田 夕貴(埼玉)2コース1着率17%
3号艇 小林 愛実(岡山)3コース1着率0%
4号艇 今井 裕梨(群馬)4コース1着率29%
5号艇 倉田 郁美(静岡)5コース1着率0%
6号艇 松瀬 弘美(静岡)6コース1着率0%
※()内は支部
※コース別1着率は今年1月~

 1号艇は谷口佳蓮。今年インは8戦5勝で1着率63%と上々の成績だ。昨年はイン1着率33%だったことを考えると、近況成長ぶりが著しい。今井でも、谷口を攻め落とすのはそう簡単ではないだろう。

 2号艇には中田夕貴もいる。今年2コースは23戦4勝で1着率17%だ。3日目4Rでも中田は2号艇で走っており、そのときはコンマ22の5番手スタートと立ち遅れたのが響いて5着に終わっている。その反省を生かしてくるだけにむしろ侮れない存在か。

 今井裕梨は今年4コースで17戦5勝の1着率29%と好調。まくり差しで3勝、まくりで1勝、差しで1勝と自在の立ち回りで白星を重ねている。この4日目2Rを勝ち切って予選トップ通過へ前進するのか。

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