宮島のG2レディースオールスターは準優日　旋回力アップした魚谷香織に注目！

2024.05.11

ボートレース宮島の「G2第9回レディースオールスター」は、きょう11日がシリーズ5日目。終盤3個レースで準優勝戦が行われる。
ファン投票1位で6戦5勝の守屋美穂は「舟足はすべてよく、節イチといってもいいくらい。あとは乗りやすさ…」と万全の構え。間違いなく優勝候補筆頭だが、準優18名の機力にはそれぞれ特徴がある。シンプルに評価すると以下のとおりだ。

【10Ｒ】
1号艇西橋　奈未　出足・回り足型
2号艇藤原　菜希　グリップ感ある
3号艇岩崎　芳美　グリップ力あり
4号艇魚谷　香織　旋回後の押し◎
5号艇日高　逸子　回り足〇伸び△
6号艇落合　直子　出足・回り足系

【11Ｒ】
1号艇實森　美祐　全体バランス◎
2号艇戸敷　晃美　ターンの押し〇
3号艇香川　素子　出足・乗り味〇
4号艇米丸　乃絵　乗り心地が良好
5号艇土屋　　南　チルト3度で〇
6号艇長嶋　万記　ごく普通な感じ

【12Ｒ】
1号艇守屋　美緒　変わらず全て◎
2号艇平高　奈菜　中堅上位くらい
3号艇櫻本あゆみ　ペラで反応良化
4号艇津田　裕絵　バランス取れた
5号艇川野　芽唯　伸び型で標準的
6号艇遠藤　エミ　スタート足良化

レース前の注目ポイントは11Ｒ5号艇の土屋南のチルト。3日目までマイナス0.5度を用いてきたが、6号艇となった4日目に初めて3度を選択。伸びを生かしたレースで2着にくい込んでいる。準優の取り付けが気になるところだ。

そのほか、舟足の変化が著しい1人に魚谷香織(福岡支部39歳)【写真2枚】がいる。
「調整によって旋回した後の舟足がよくなりました。直線も悪くないですし、レースで追いつく感じがあります」と4日目終了後に語っている。

加えて、近況の4コース成績もポイント。
過去1年間（2023年5月～2024年4月）の4コース2連対率は31％だが、直近全レース対象の4コース10走は2着が多く、2連対率が70％にもなる。
1つ内の岩崎芳美が攻めるパターンが想定されるだけに展開もありそう。連対の可能性は十分とみていいだろう。