レースリポート
LAは準優で荒れる傾向 土屋南や藤原菜希らがイン撃破へ 宮島
2024.05.10
ボートレース宮島での「G2第9回レディースオールスター」(5月7日~12日開催)は10日、4日目が終わって予選ラウンドが終了した。守屋美穂(岡山)が1・1・1・1・1・4着で予選トップ通過。予選2位に實森美祐(広島)、予選3位に西橋奈未(福井)の119期勢が続いている。
準優勝戦のメンバーは以下のとおり。
<宮島 5日目 10R 準優勝戦>
1号艇 西橋 奈未(福井)1コース1着率72%
2号艇 藤原 菜希(東京)2コース1着率53%
3号艇 岩崎 芳美(徳島)3コース1着率6%
4号艇 魚谷 香織(福岡)4コース1着率7%
5号艇 日高 逸子(福岡)5コース1着率7%
6号艇 落合 直子(大阪)6コース1着率0%
※()内は支部
※コース別1着率は今年1月~
<宮島 5日目 11R 準優勝戦>
1号艇 實森 美祐(広島)1コース1着率71%
2号艇 戸敷 晃美(福岡)2コース1着率19%
3号艇 香川 素子(滋賀)3コース1着率13%
4号艇 米丸 乃絵(福岡)4コース1着率20%
5号艇 土屋 南(岡山)5コース1着率0%
6号艇 長嶋 万記(静岡)6コース1着率0%
<宮島 5日目 12R 準優勝戦>
1号艇 守屋 美穂(岡山)1コース1着率92%
2号艇 平高 奈菜(香川)2コース1着率20%
3号艇 櫻本あゆみ(群馬)3コース1着率0%
4号艇 津田 裕絵(山口)4コース1着率13%
5号艇 川野 芽唯(福岡)5コース1着率0%
6号艇 遠藤 エミ(滋賀)6コース1着率0%
これまでのレディースオールスター(LA)を振り返ると、準優は荒れ気味の傾向。過去8大会の準優の3連単出目は以下のとおり。
・2017年 2-1-5、1-2-6、3-2-1
・2018年 1-3-2、1-2-5、4-5-6
・2019年 1-2-5、1-4-2、2-1-6
・2020年 1-2-5、4-5-3、1-4-3
・2021年 4-3-2、1-4-6、1-5-3
・2022年 1-3-5、1-2-6、1-5-4
・2023年 3-6-4、1-3-2、3-4-6
・2024年2月 1-2-3、4-1-3、4-1-5
全24レースで1号艇は14勝10敗だ。3個レースいずれも1号艇が勝ったのは2022年桐生大会の一度だけしかない。今年2月のびわこ大会では11Rで宇野弥生が4コース差し、12Rで三浦永理が4コースまくりと波乱が相次いでいる。
今回はどんな展開となるのか。1号艇の3人はいずれも今年イン1着率70%超と上々の成績。逃げ3連発になっても決して不思議ではない顔ぶれだ。
インを破る選手が現れるなら、その筆頭格は10R2号艇の藤原菜希(東京38歳)【写真上】だろう。今年2コースは15戦8勝で1着率53%という強さ。強烈な差しハンドルで白星を量産している。1号艇の西橋奈未とどんな勝負を演じるのか楽しみだ。
そのほかで要注目は11R5号艇の土屋南(岡山27歳)【冒頭の写真】か。4日目10Rの6号艇でチルト3度を使用。6コースから惜しくもまくり切れず2着だったが、伸び足の気配は上々だった。準優が5号艇の外枠となっただけに、再びチルト3度で勝負してくる可能性も。4号艇に速攻力のある米丸乃絵がいるだけに、回り足重視でチルトを下げてマーク差しを狙うという手もあるだろう。どちらにせよ目が離せない存在になる。