レースリポート
予選突破めざす米丸乃絵が4日目2Rの1号艇 宮島レディースオールスター
2024.05.09
ボートレース宮島での「G2第9回レディースオールスター」(5月7日~12日開催)は9日、3日目が終了した。守屋美穂(岡山)が1・1・1・1・1着の開幕5連勝で予選首位を独走。予選2位には地元の實森美祐(広島)、予選3位には西橋奈未(福井)がつけている。
さて、10日に予選最終日の4日目を迎える宮島決戦だが、注目カードには2Rを挙げたい。メンバーは次のとおり。なお、得点率同率の場合は、上位着位の多い選手で順位づけをして表示。
<宮島 4日目 2R 予選>
1号艇 米丸 乃絵(福岡)予選 7位
2号艇 寺田 千恵(岡山)予選10位
3号艇 清埜 翔子(埼玉)予選49位
4号艇 井上 遥妃(徳島)予選40位
5号艇 津田 裕絵(山口)予選 6位
6号艇 浜田亜理沙(埼玉)予選20位
※()内は支部
1号艇で登場するのは米丸乃絵(福岡22歳)【冒頭の写真】だ。イン戦の経験はこれまで通算6走で、3・2・2・6・1・1着という成績。前々節の福岡ヴィーナスシリーズでインからコンマ08のトップスタートで逃げ切ってイン初白星を飾り、前節の若松GWレースでもイン逃げを決めて現在イン2連勝中としている。日進月歩で成長を続けている128期の注目株が、G2の大舞台でも1号艇で勝ち切ってイン3連勝とするのか。
米丸は今節ここまで1・2・4・3着で予選7位。レディースオールスター初出場ながら堂々たる走りを見せている。ただ予選突破へまだ安全圏とはいえず、想定ボーダーの6.00をクリアするには4日目2走で8点が必要。4日目は2R1号艇と9R5号艇となっており、前半2Rで2着以内に入って準優当確ランプをともしてしまいたいところだ。
2号艇は寺田千恵(岡山55歳)【写真上】。女子屈指の2コース巧者として知られる寺田だが、今年に入って2コースは17戦0勝というまさかの数字。2着7本、3着6本で3連対率は76%と高いものの、勝ち切れない展開が続いている。昨年12月の尼崎戦以来となる久々の2コース1着をここで狙いたいところだ。
寺田は今節ここまで1・5・4・1着で予選10位。4日目は2R2号艇と8R6号艇で、2走10点目安の勝負駆けに臨む。後半8Rが大外枠なのを考えると、前半2Rでポイントを稼いでおきたい。
そのほかにも3号艇にはセンター速攻が魅力の清埜翔子、4号艇には若手成長株の井上遥妃、5号艇には予選6位と今節好調な津田裕絵、6号艇には準優進出へ勝負駆けの浜田亜理沙と目が離せない選手がそろう。手に汗握る好レースが期待できそうだ。