レースリポート
宮島レディースオールスター2日目7Rは實森美祐がイン細川裕子に挑む
2024.05.07
ボートレース宮島でのG2第9回レディースオールスター(5月7日~12日開催)が7日、開幕した。初日メインカードの12Rドリーム戦は1号艇の守屋美穂(岡山)がイン逃げで快勝。2着に5号艇の實森美祐(広島)、3着に6号艇の西橋奈未(福井)が入り、3連単1-5-6で7350円の22番人気決着となっている。
さて激闘の幕を開けた宮島だが、2日目の注目カードには7Rを挙げたい。
<宮島 2日目 7R 予選>
1号艇 細川 裕子(愛知)1コース1着率79%
2号艇 井上 遥妃(徳島)2コース1着率0%
3号艇 實森 美祐(広島)3コース1着率44%
4号艇 魚谷 香織(福岡)4コース1着率8%
5号艇 安井 瑞紀(岡山)5コース1着率13%
6号艇 津田 裕絵(山口)6コース1着率0%
※()内は支部
※コース別1着率は今年1月~
1号艇で登場するのは細川裕子(愛知42歳)【写真上】だ。細川は4月に常滑オールレディースと住之江ヴィーナスシリーズで2節連続Vを飾るなど近況絶好調。現在4節連続優出中と充実の走りが続いている。今節の有力なV候補といって間違いないだろう。
細川は今年インで29戦23勝の1着率79%という好成績。イン最近10走に限ると2・1・1・1・1・2・1・1・1・1着で10戦8勝のオール2連対という鉄壁ぶりだ。その力をレディースオールスターの大舞台でも見せるのか。悲願の女子ビッグレース初制覇に向けて是が非でも勝ち切りたい1号艇になる。
侮れないのは3号艇、地元の實森美祐(広島27歳)【冒頭の写真】だろう。今年3コースは9戦4勝で1着率44%と好調だ。この9走でトップスタートが6本もあり、今年3コース平均STはコンマ10という速さ。1月の尼崎戦ではコンマ08のトップスタートタイからの3コース差しでインの浜田亜理沙を破り、3月の尼崎戦では3コースまくりでインの上瀧和則を破るなど、威力満点の速攻を連発している。今節はどんな攻めを見せるのか目が離せない。
この2日目7Rではそのほかにも、初日7Rで3コースまくり差しを決めて好気配を見せた魚谷香織や、2月の浜名湖戦で5コースまくり差しを決めて3連単3万円台の高配当を出している安井瑞紀、初日2Rでイン逃げを決めて白星スタートを切った津田裕絵と楽しみな選手が並ぶ。井上遥妃は初日8Rで自身初のイン戦に臨んで、まくられながらも2着に入っており、この2日目7Rでも舟券のカギを握ってきそうだ。