レースリポート
宮島レディースオールスター初日注目カードは8R 初1号艇の井上遥妃
2024.05.06
ボートレース宮島での「G2第9回レディースオールスター」(5月7日~12日開催)が7日に開幕する。ファン投票上位49人と委員会推薦3人の計52人が参戦。女子トップスターが集結し、優勝賞金490万円をかけての華やかな戦いが始まる。
初日のメインカードは12Rのドリーム戦だが、そのほかにも楽しみなレースが目白押し。最注目カードには8Rを挙げたい。
<宮島 初日 8R 予選>
1号艇 井上 遥妃(徳島)1コースなし
2号艇 平川 香織(埼玉)2コース1着率7%
3号艇 海野ゆかり(広島)3コース1着率27%
4号艇 佐々木裕美(山口)4コース1着率25%
5号艇 渡邉 優美(福岡)5コース1着率0%
6号艇 柴田 百恵(静岡)6コース1着率0%
※()内は支部
※コース別1着率は今年1月~
1号艇で登場するのは井上遥妃(徳島21歳)【冒頭の写真】。これが2022年11月のデビュー以来、初の1号艇だ。井上は今年の2月頃からスロー発進のレースを始めており、2、3コースでは過去14走して平均STコンマ14と上々のスタート力を見せている。1号艇初挑戦で勝ち切るチャンスは十分だろう。デビュー通算5勝目を狙う。
3号艇には地元の海野ゆかり(広島50歳)【写真上】。2連対率1位のモーター62号機を引き当てた。地元宮島の3コースは十八番ともいえる位置で、当地最近10節の3コース成績は16戦6勝で1着率38%をマークしている。赤いカポックで鋭く攻め込んできそうだ。
5号艇には渡邉優美。2月のびわこレディースオールスターを4・6・2・1・1・1・1・1着で優勝しており、今節は大会2連覇がかかる。その2月びわこでは予選2日目に5号艇で6着大敗を喫し、これが響いて予選トップ通過を逃していた(※予選3位通過)。今節は5号艇で大崩れせずに着をまとめたいところだ。
そのほかにも今年4優出と好調な平川香織や、来期A2級復帰を決めた佐々木裕美など楽しみなメンバーがズラリ。8Rは干潮時刻(15時04分)に近い時間帯に行われるだけに、落ち着いた水面で激しい攻防が繰り広げられることになりそうだ。