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第9回レディースオールスター直前「BOATBoy黒須田編集長のドリーム戦解説!」

2024.05.06

G2第9回レディースオールスターは、ボートレース宮島にて明日から開催。
本記事では、注目ポイントをBOATBoy黒須田編集長が解説する。
皆さん、ぜひ参考に!

<5月7日 12Rドリーム戦>
①守屋美穂(岡山)○
②浜田亜理沙(埼玉)◎
③平山智加(香川)◎
④遠藤エミ(滋賀)○
⑤實森美祐(広島)◎
⑥西橋奈未(福井)○
◎好相性 ○普通 △苦手

 渡邉優美の優勝が記憶に鮮明すぎる、G2レディースオールスター。あれからわずか2カ月半、開催時期の変更により今年2度目の開催が早くもやって来た。冬から初夏に時期がかわっても、ファン投票で出場選手が決定するのは変わりない。舞台は、記念すべき第1回大会が行なわれたボートレース宮島だ。

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 初日ドリーム戦は、ファン投票上位6名が選出されるのも変わらない。そして、1号艇に据わるのが守屋美穂というのも2月と変わっていない。実に4回連続ファン投票1位。その人気は不動である。2月大会のドリーム戦は逃げ切り勝ちをおさめたが、その前2回では敗れており、3度目の正直での勝利に守屋は安堵の表情を見せた。もちろん今回は連勝を狙う一戦となる。宮島では図抜けた実績を残しているわけではないが、優勝歴もあり、水面相性は悪くない。

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 2号艇は浜田亜理沙。昨年末のクイーンズクライマックス制覇以来、充実一途だ。3月のSGボートレースクラシックでは水神祭も果たし、さらに今年後期適用勝率は初の女子1位に輝いている。今大会のドリーム戦出場も初めてで、まさに素質が一気に花開いた昨今と言える。宮島は、元広島支部の浜田にとって“故郷”と言うべき場所。若き頃には訓練でも何度も走り、出場節数は現地元の戸田よりも現時点では多い。優勝歴はないものの、不安があろうはずがない。

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 3号艇は平山智加。2月大会ではドリーム戦2号艇で3着。今回は3号艇からリベンジを狙う。また、2月は準優で大敗を喫して優出を逃しており、その分のリベンジも誓って宮島に乗り込んでくることだろう。その宮島は好相性の水面で、8優出3優勝の実績があり、昨年9月のオールレディースでも優勝。勝率も7点オーバーだ。まさにドル箱水面で、このタイトル初Vの絶好機と言えるだろう。

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 4号艇は遠藤エミ。地元大会だった2月は、遠藤にとって悔いの大きい大会になってしまったのではないか。貫禄の予選トップ通過はさすがだったが、準優勝戦でまさかの2着。またもやこのタイトルを逃してしまったのだ。地元での一戦だったからこそ、なお悔恨は大きい。地元の仇を宮島で討つ、そんな今節にしたいところだ。宮島では4優出2優勝の実績。昨年9月のオールレディースは初戦妨害失格で賞典除外の憂き目となっており、その分の鬱憤も晴らしたい。

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 5号艇は實森美祐。2月大会もドリーム戦5号艇で、同じ枠番での登場となる。ただし、今回は思い入れがさらに増幅されているはず。何と言っても、地元開催なのだ。恥ずかしいレースはできないし、気合もひときわ高まる一戦となるだろう。宮島はもちろん最も走った回数の多い水面で、実はまだ優出1回にとどまっているのだが、22年に当地で開催されたSGオールスターに出場して、準優出を果たしているだけに、相性は◎とするしかないだろう。

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 6号艇は西橋奈未。過去2大会連続で事故率オーバーで出場を逃したが、3大会ぶりの出場はドリーム戦からの発進となった。このあとボートレースオールスターではSG初出場が決まっており、この5月は大きな1カ月となってきそうだ。宮島はデビュー以来2節しか走っておらず、19年11月以来約4年半ぶりの参戦となる。16走して2勝は物足りない実績に映るが、当時はまだB級。また4年半前の参戦時には準優進出を果たしており、それほど心配する必要はなさそうだ。

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