レースリポート
通算0Vの選手が4人優出 中澤宏奈や間庭菜摘らデビュー初Vへ挑む びわこ
2024.05.06
ボートレースびわこのヴィーナスシリーズ(5月1日~6日開催)は5日目が終了。5月6日に行われる優勝戦には通算1Vの選手が2人、通算0Vの選手が4人という珍しい組み合わせになった。
<びわこ 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 蜂須 瑞生(群馬)優出8回目 1V
2号艇 中澤 宏奈(東京)優出10回目 0V
3号艇 間庭 菜摘(福岡)優出2回目 0V
4号艇 山下 夏鈴(三重)優出3回目 1V
5号艇 黒澤めぐみ(東京)優出7回目 0V
6号艇 松本 怜(福岡)優出2回目 0V
※()内は支部
予選トップ通過の蜂須瑞生が準優をイン逃げで制してポールポジションを獲得。通算8回目の優出で自身初の優勝戦1号艇となった。4日目12Rでは追い風3メートルのなかイン逃げ、5日目12Rでは向かい風7メートルでもイン逃げを決めた蜂須が、最終日12Rでも逃げ切るか。2020年12月の丸亀男女ダブル戦以来となる2回目の優勝を狙う。
2号艇は中澤宏奈(東京36歳)【冒頭の写真】。3・1・2・1・2・1・1・1・2・1着のオール3連対という充実の内容で勝ち上がってきた。節間6勝は自己ベストの数字だ。今年2コースは14戦3勝で1着率21%と上々の成績。デビュー初Vへチャンスは十分だろう。通算10回目の優出で悲願成就なるか。
3号艇は間庭菜摘(福岡31歳)【写真上】だ。準優で5コースまくり差しを決めて高配当を提供。これが自身初の準優1着だった。優出は2022年2月の浜名湖ヴィーナスシリーズ以来で2回目。約2年3カ月ぶりの優勝戦で初Vへ挑戦する。
4号艇は山下夏鈴。びわこ前走となる昨年8月のオールレディースでは準優1号艇でフライングに散ったが、その雪辱を果たして勝ち上がってきた。今節ここまで9走で展示1番時計6本と伸び足良好。優勝戦4号艇でカド一撃を狙ってきそうだ。昨年5月の唐津オールレディースに続く2回目の優勝をめざす。
山下が攻めれば外枠の2人にも展開が生まれそう。黒澤めぐみは7回目の優出、松本怜は2回目の優出で、ともにデビュー初Vをめざす。特に黒澤は今節2日目に5コースまくり差しを決めたばかりだけに侮れない。