びわこヴィーナス　中澤宏奈と蜂須瑞生が同得点で予選首位争い　

　ボートレースびわこのヴィーナスシリーズ（5月1日～6日開催）は5月3日、開催の3日目が終了した。現時点での予選上位18人は以下のとおり。

1位　中澤　宏奈（東京） 8.83
2位　蜂須　瑞生（群馬） 8.83
3位　原田　佑実（大阪） 8.67
4位　山崎小葉音（群馬） 8.40
5位　清水　愛海（山口） 8.20
6位　茶谷　　桜（滋賀） 7.50
7位　山下　夏鈴（三重） 7.40
8位　松本　　怜（福岡） 7.40
9位　間庭　菜摘（福岡） 7.40
10位 倉田　郁美（静岡） 7.33
11位 松瀬　弘美（静岡） 7.20
12位 今井　裕梨（群馬） 7.17
13位 垣内　清美（三重） 7.00
14位 中北　　涼（長崎） 6.60
15位 黒澤めぐみ（東京） 6.50
16位 新田　芳美（徳島） 6.50
17位 本部めぐみ（三重） 6.40
18位 西澤日花里（長崎） 6.40
※()内は支部

　わずかに着位差で首位の中澤宏奈(東京36歳)【冒頭の写真】が3･1･2･1･2･1着で6走53点の得点率8.83。2位の蜂須瑞生(群馬32歳)【写真下】は4･2･1･1･1･2着で6走53点の得点率8.83。2人が同点・同得点率で競う展開となった。

　中澤宏奈はこれまで準優1号艇に乗った経験が3回。2019年9月の平和島ヴィーナスシリーズ（予選3位）、2020年7月の住之江ヴィーナスシリーズ（予選3位）、2021年3月の平和島ヴィーナスシリーズ（予選1位）で準優ポールポジションを獲得している。もし予選トップ通過となれば約3年2カ月ぶりで自身2回目。デビューから約14年半での初Vへ突き進むためにも予選1位の座が欲しい。4日目は6R4号艇と10R1号艇で大勝負に臨む。

　蜂須瑞生は準優1号艇の経験が意外にもまだ1回だけ。昨年11月の戸田オールレディースで予選3位に入ったのが唯一だ。自身初の予選トップ通過へ大チャンスを迎えている今節。4日目は7R3号艇と12R1号艇でシリーズリーダーの座を狙う。蜂須は2020年末の丸亀男女ダブル優勝戦で準優3号艇、優勝戦2号艇(2コース差し)での優勝経験がある。

　侮れないのは原田佑実だ。3日目に2連勝をマークし、1･4･3･2･1･1着で予選3位に浮上。6走52点まで伸ばしており、中澤・蜂須と1点差しかない。原田は準優1号艇が過去11回。シリーズリーダー争いの経験は圧倒的に豊富だ。4日目は3R6号艇と10R3号艇で登場。したたかに逆転の予選トップ通過を狙ってきそうだ。