レースリポート
2日目ドリーム戦は守屋美穂が1号艇 逆境を跳ね返すか 福岡ヴィーナス
2024.04.13
ボートレース福岡のヴィーナスシリーズ(4月13日~18日開催)が開幕した。初日メインカードの12Rドリームレースは1号艇の渡邉優美(福岡)がイン逃げで快勝。2着に2号艇の三浦永理(静岡)、3着に4号艇の西橋奈未(福井)が入り、3連単1-2-4で670円の1番人気決着となっている。
2日目のメインカードはダブルドリームの後半戦。以下のメンバーで争われる。
<福岡 2日目 12R ドリームレース>
1号艇 守屋 美穂(岡山)1コース1着率89%
2号艇 平山 智加(香川)2コース1着率20%
3号艇 日高 逸子(福岡)3コース1着率0%
4号艇 清埜 翔子(埼玉)4コース1着率16%
5号艇 小芦るり華(佐賀)5コース1着率0%
6号艇 平田さやか(東京)6コース1着率0%
※()内は支部
※コース別1着率は今期(昨年11月~)
1号艇は守屋美穂(岡山35歳)【冒頭の写真】だ。前節の児島周年で痛恨の準優F。6カ月間のG1・G2選出除外により8月のレディースチャンピオンや12月のクイーンズクライマックスなどに出場できなくなる失意の結果となってしまった。
気持ちを切り替えて臨みたい今節だが、やはりスタートは慎重にならざるを得ず、初日2走はコンマ21(3番手スタート)、コンマ23(6番手スタート)という数字。初日2・5着で予選25位の発進になった。
守屋は今期インで26戦23勝の1着率88%を誇り、今期イン平均STはコンマ11という速さだが、このドリーム戦でどこまで踏み込めるかは未知数というしかないだろう。逆境を跳ね返す走りを見せるのか。
そうなるとレースを優位に運ぶのは2号艇の平山智加(香川38歳)【写真上】か。前節の多摩川オールレディースで今年3回目の優勝を飾るなど近況好調をキープしている。
ただ気になるのは"差し"の調子だ。平山の差しでの1着は、1月末の戸田戦での2コース差しが最後。2月以降は6節走っているが差しは1本も決まっていない。このドリーム戦ではどんな攻めを見せるのか注目だ。