レースリポート
津は浜田亜理沙が2コースまくり優勝 自己ベストタイの節間8勝で頂点へ
2024.03.30
ボートレース津のヴィーナスシリーズ(3月25日~30日開催)が30日に終了した。優勝戦は追い風3メートルの中、2号艇の浜田亜理沙(埼玉36歳)【写真3枚】が快勝。2コースからコンマ11のトップスタートでまくり切った。2着には4号艇の喜井つかさ(岡山)、3着には3号艇の細川裕子(愛知)が入線。1号艇の小野生奈(福岡)はインからコンマ24と立ち遅れたのが響き、コール前は細川との写真判定になったが4着に敗れ、3連単2-4-3は3万1090円の44番人気で決着。
勝った浜田は昨年12月の多摩川クイーンズクライマックス以来の優勝で今年初V。通算では11回目の優勝となった。津では2022年ヴィーナスシリーズに続く当地2回目の優勝。レース後には「いいスタートだと思って全速で行きました。エンジンと前節の吉田(俊彦)さんのプロペラのおかげで優勝できました。来節からも一生懸命走ります!」と笑顔で語った。
今節の浜田は1・1・1・2・3・1・1・1・1・1着。好モーター72号機は高倉和士、吉田俊彦に続き、これで3節連続優勝となった。濱田は初日から4コースまくり差し、3コース抜き、5コースまくり差しで3連勝とスタートダッシュに成功。そして4日目から2コースまくり、イン逃げ、4コースまくり差し、イン逃げ、2コースまくりと5連勝をマークし、10戦8勝のオール3連対で頂点に立った。浜田にとって節間8勝は、2022年6月の多摩川ヴィーナスシリーズ(1・1・1・1・1・1・2・3・1・1着、優勝)以来2回目で、自己ベストタイとなっている。
浜田はこの優勝で賞金77万円を獲得し、今年の女子賞金ランキングで3位に浮上。今節開幕時点では6位だったが、この6日間で約177万円の大きな上積みを果たしてランクアップしてきた。
また注目すべきは優勝戦5着の平川香織(埼玉)だ。今年7節走って3優出と好調な走りが続き、女子賞金ランキングも22位まで浮上。クイーンズクライマックス出場権争いに加わってきそうな勢いだ。現時点で女子賞金ランキング3位に浜田亜理沙、11位に清埜翔子、22位に平川香織と埼玉勢の活躍が光っている。
【2024年女子賞金ランキング】(3月30日、20時現在)
1位 遠藤 エミ 13,835,000円
2位 守屋 美穂 13,360,000円
3位 浜田亜理沙 12,236,666円 (津優勝戦1着)
4位 宇野 弥生 12,005,666円 (津優勝戦6着)
5位 渡邉 優美 10,995,000円
6位 平山 智加 10,791,866円
7位 三浦 永理 10,170,000円
8位 海野ゆかり 9,404,000円
9位 細川 裕子 8,993,666円 (津優勝戦3着)
10位 川野 芽唯 8,682,982円
11位 清埜 翔子 8,228,000円
12位 廣中智紗衣 8,051,000円
―――クイーンズクライマックス出場ボーダー―――
13位 大瀧明日香 8,010,000円
14位 松尾 夏海 7,728,000円
15位 香川 素子 7,692,000円
16位 落合 直子 7,669,000円
17位 田口 節子 7,632,000円
18位 西橋 奈未 7,566,000円
19位 寺田 千恵 7,539,166円
20位 西岡 成美 7,301,000円
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22位 平川 香織 7,043,000円 (津優勝戦5着)
31位 小野 生奈 6,160,666円 (津優勝戦4着)
55位 喜井つかさ 4,790,000円 (津優勝戦2着)