レースリポート
小野生奈が自己ベストタイの7連勝 2年半ぶり優勝なるか 津ヴィーナスシリーズ
2024.03.29
ボートレース津のヴィーナスシリーズ(3月25日~30日開催)は29日に5日目が終了。30日に行われる優勝戦のメンバーと、通算の優勝戦実績は次のとおり。
<津 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 小野 生奈(福岡)優出107回目 21V
2号艇 浜田亜理沙(埼玉)優出 60回目 10V
3号艇 細川 裕子(愛知)優出128回目 13V
4号艇 喜井つかさ(岡山)優出 28回目 3V
5号艇 宇野 弥生(愛知)優出112回目 20V
6号艇 平川 香織(埼玉)優出 8回目 0V
※()内は支部
予選トップ通過の小野生奈(福岡35歳)【冒頭の写真】が準優1着でポールポジションを獲得。1・2・1・1・1・1・1・1・1着の準パーフェクトペースで、2日目から7連勝をマークして勝ち上がってきた。小野にとって7連勝は自己ベストタイ。2019年3月~4月にびわこG2秩父宮妃記念杯(終盤2連勝)と徳山ヴィーナスシリーズ(開幕5連勝)の節またぎでマークして以来で2回目だ。
そんな小野だが準優ではインから先マイも1マークでバランスを崩してターンが大きく流れるアクシデント。なんとか逃げ切ったもののヒヤリとする展開だった。優勝戦ではきっちり逃げたいところ。2021年9月の大村ヴィーナスシリーズ(イン逃げ)以来となる約2年6カ月ぶりの優勝なるか。
2号艇の浜田亜理沙(埼玉36歳)【写真上】も1・1・1・2・3・1・1・1・1着のオール3連対という充実の内容。小野に負けず劣らずのパワーを見せているだけにチャンスは十分だろう。今年2コースは13戦4勝の1着率31%と上々の成績。昨年12月の多摩川クイーンズクライマックス以来となる優勝を狙う。
展開のカギを握るのは4号艇の喜井つかさ。今年4コースは11戦3勝で1着率27%の好成績。3勝いずれもまくり差しでマークしており、思い切って艇団に飛び込んできそうだ。
もう1人、見逃せないのは6号艇の平川香織。前々節の宮島ヴィーナスシリーズでは優勝戦6号艇で6コースから2着に食い込んで3連単4万円台の高配当に貢献している。