レースリポート
浜田亜理沙がスピードクイーンMの津選考トップタイム記録 予選2位通過
2024.03.28
ボートレース津のヴィーナスシリーズ(3月25日~30日開催)は28日、4日目が終わって予選ラウンドが終了。29日に行われる準優勝戦のメンバーが決まった。
<津 5日目 10R 準優勝戦>
1号艇 細川 裕子(愛知)通算127優出13V
2号艇 高田ひかる(三重)通算43優出7V
3号艇 日高 逸子(福岡)通算379優出76V
4号艇 平川 香織(埼玉)通算7優出0V
5号艇 中北 涼(長崎)通算0優出0V
6号艇 宇恵 有香(三重)通算0優出0V
※()内は支部
準優10Rにはデビュー初優出をめざす選手が2人入った。5号艇の中北涼(長崎31歳)【写真下】は予選15位に入って準優切符を獲得。今節手にしたモーター11号機は1~2月に大池佑来と金児隆太で2節連続Vを飾った注目機で、今節も上々のパワーを見せている。
中北は前期F2などもあってしばらく予選突破から遠ざかっていたが、これが昨年1月の大村一般戦以来となる約1年2カ月ぶりの準優進出。通算では10回目の準優出場になる。準優過去9走は6・5・4・6・4・6・5・6・6着と悔しい思いを重ねてきた。今度こそ初優出をつかみ取りたい。
6号艇の宇恵有香は2・4・4・1・4・3着と大崩れのない走りで予選16位通過。これが昨年8月の蒲郡男女ダブル戦と昨年12月の蒲郡一般戦に続く通算3回目の準優進出で、地元津では待望の初準優出となった。初優出をめざして大外から果敢に攻めたいところだ。
<津 5日目 11R 準優勝戦>
1号艇 浜田亜理沙(埼玉)通算59優出10V
2号艇 落合 直子(大阪)通算75優出8V
3号艇 宇野 弥生(愛知)通算111優出20V
4号艇 片岡 恵里(山口)通算43優出5V
5号艇 土屋 南(岡山)通算20優出3V
6号艇 中田 夕貴(埼玉)通算17優出1V
準優11Rは1号艇の浜田亜理沙(埼玉36歳)【冒頭の写真】の独壇場か。今年インは17戦14勝で1着率82%という鉄壁ぶりを誇っている。
今節の浜田は2連対率3位の好モーター72号機とコンビを組み、1・1・1・2・3・1・1着のオール3連対で予選2位に入る活躍。4日目8Rでは2コースまくりを決めて1分47秒4をマークし、新設のPG1スピードクイーンメモリアルの津選考1位となるタイムをたたき出している。快速パワーで優勝戦へ勝ち上がるのか。
<津 5日目 12R 準優勝戦>
1号艇 小野 生奈(福岡)通算106優出21V
2号艇 喜井つかさ(岡山)通算27優出3V
3号艇 土屋実沙希(静岡)通算21優出2V
4号艇 森下 愛梨(静岡)通算2優出0V
5号艇 深川麻奈美(福岡)通算38優出3V
6号艇 大豆生田蒼(埼玉)通算22優出2V
準優11Rは内枠に103期勢、中枠に静岡支部勢が並ぶ組み合わせとなった。1号艇の小野生奈は1・2・1・1・1・1・1着の準パーフェクトペースで予選トップ通過。準優をきっちり勝って優勝戦1号艇を手にするのか。
注目したいのは3号艇の土屋実沙希だ。土屋はデビュー初Vを2019年の津オールレディースで飾り、2回目の優勝も2021年の津ヴィーナスシリーズでマーク。通算2Vをいずれも津で飾っている当地巧者だ。
この12Rは今期F1本持ちの選手が4人(小野、喜井、森下、大豆生田)もいる組み合わせ。F0の土屋はスリットで先手を奪って展開を優位に進めたい。