レースリポート
三国参戦中の塩崎桐加が優勝戦1号艇を狙う!
2024.03.23
ボートレース三国では今、男女混合戦のモーニングレース「坂井市政18周年記念」が開催されている。
坂井市は2006年3月20日に、坂井郡の三国町、丸岡町、春江町、坂井町の4町が合併し誕生。「まちづくりの主役は市民」という理念を掲げている福井第二の市だ。
その大会も、24日が5日目。準優進出に成功した地元福井支部選手は次のとおりだ。
為本智也(23歳) 10R3号艇
下出卓矢(37歳) 11R1号艇
中辻博訓(49歳) 12R2号艇
土山卓也(37歳) 12R5号艇
124期の為本智也は優出すれば6回目、初Vをかけた戦いに臨むことになる。今期初めてA2に上がり、勢いがあるだけに楽しみだ。
一方、今シリーズは女子レーサーの活躍も光る。
刑部亜里紗(静岡支部・26歳) 10R2号艇
平田さやか(東京支部・39歳) 11R5号艇
高憧 四季(大阪支部・24歳) 11R6号艇
塩崎 桐加(三重支部・31歳) 12R1号艇
女子レーサーは以上4選手が予選をクリアしているが、中でも塩崎桐加(三重支部31歳)【写真2枚】が飛ばしている。
得点率9.17は下出卓矢と同じだが、塩崎桐加の予選着順は131211なのに対し、下出卓矢は221112。1着本数で塩崎桐加が上回り得点率トップの座を勝ち得ている。
その舟足は快速。ボートがしっかり向くだけでなく、ターン直後の加速感や伸びが極めていいため1マーク前で多少劣勢でも十分挽回(ばんかい)できる仕上がりとなっている。
準優勝戦12R(上図参照)はレース巧者がそろったが、2018年平和島、大みそかのクイーンズクライマックスシリーズ戦優勝以来4回目の栄冠に向け、落ち着いたレースに徹することだろう。注目したい。