レースリポート
丸亀オールレディース 意外に連日荒れる6Rは松尾怜実らで高配当?
2024.03.20
ボートレース丸亀(ナイター)のオールレディース(3月18日~23日開催)は19日に2日目が終了した。2日目メインカードの12R「2ndドリーム」は3号艇の三浦永理(静岡)が快勝。3コースから鮮やかなまくり差しを決めた。2着には5号艇の西岡成美(徳島)、3着には2号艇の藤原菜希(東京)が入線。1号艇の平山智加(香川)がまさかの5着に敗れ、3連単3-5-2で5万2680円の78番人気決着となった。
さてシリーズ序盤の2日間を終えた丸亀オールレディースだが、ここまで計24レースで3連単万舟券が7本と荒れ模様。なかでも気になるのが6Rの「ナイタータイム!! カチ勝ち6」だ。
このレースは原則1、3、4号艇にA級、2、5、6号艇にB級が入る企画レース。当然ながらA級3人に人気が集まる。しかし初日6Rでは2号艇の渡辺千草(B1級)が2コース差しを決め、3連単2-4-5で1万0040円の高配当に。2日目6Rは1号艇の今井裕梨(A2級)が人気に応えて逃げ切ったが、2着に人気薄だった2号艇の筒井美琴(B2級)が入って3連単1-2-4で1万2690円の高配当に。2夜連続の万舟券決着となっている。
思い返せば昨年6月の丸亀ヴィーナスシリーズのときも、4日目6Rで高橋淳美(当時B1級)が5コース差しを決めて3連単19万9240円という超高配当が出ていた。また昨年11月の丸亀一般戦では、今節も出場している門田栞(当時B2級)が5日目6Rで6コース差しを決め、デビュー初1着を飾って3連単6万9970円の大穴になっている。意外な展開が目立つ第6Rだ。
果たして今節3日目6Rも予想外のことが起こるのか。以下のメンバーで争われる。
<丸亀 3日目 6R カチ勝ち6>
1号艇 山川美由紀(香川A2級)予選10位
2号艇 松尾 怜実(福岡B1級)予選36位
3号艇 廣中智紗衣(東京A1級)予選3位
4号艇 中里 優子(埼玉A2級)予選4位
5号艇 栢場 優子(東京B1級)予選38位
6号艇 大廣 咲季(香川B2級)予選41位
※()内は支部と現級
B級3人は松尾怜実(福岡24歳)【冒頭の写真】、栢場優子、大廣咲季(香川24歳)【写真上】という顔ぶれだ。
松尾は今期1着6本をマークするなど近況成績上昇中。昨年11月の三国ヴィーナスシリーズでは2コース差しで3連単11万円台の大穴を出した経験もある。栢場は2016年に丸亀オールレディースで優出した実績。131期の大廣は今節の平均STコンマ09でトップの数字を出しており、スリットで先手を奪って攻め込むかも。大廣は昨年の4月平和島で水神祭は挙げている。そのときの3連単は23万円台だった。