レースリポート
常滑ヴィーナス4日目7R 細川裕子と長嶋万記が得点1点差の天王山
2024.03.07
ボートレース常滑のヴィーナスシリーズ(3月5日~10日開催)は7日、予選の3日目が終了した。細川裕子(愛知42歳)【冒頭の写真】が1・1・2・3・1・2着で予選首位に浮上。予選2位には2・1・2・2・3・1着の長嶋万記(静岡42歳)【写真下】がつけている。
そして予選のトップ2が4日目7Rで直接対決。シリーズリーダー争いの大一番を迎える。
<常滑 4日目 7R 予選>
1号艇 細川 裕子(愛知) 予選1位
2号艇 長嶋 万記(静岡) 予選2位
3号艇 大石 真央(静岡) 予選26位
4号艇 寺島 美里(東京) 予選18位
5号艇 伊藤 栞(愛知) 予選43位
6号艇 宮崎 安奈(埼玉) 予選31位
※()内は支部
3日目終了時点で細川が6走56点(得点率9.33)、長嶋が6走55点(得点率9.17)でわずか1点差。長嶋はこの7Rで細川に先着すれば逆転できることになる。4日目は細川が7R1号艇と12R4号艇、長嶋が7R2号艇と11R6号艇で登場。どちらが首位で後半カードに臨むことになるのか。
細川は今期インで27戦19勝の1着率70%と上々の成績。今節初日、12Rのドリーム戦1号艇ではインからきっちり逃げ切っている。今節2回目の1号艇でも、しっかり勝ち切りたいところ。もし準優1号艇となれば昨年12月の多摩川クイーンズクライマックスシリーズ戦(予選2位、準優2着、優勝戦3着)以来で、予選トップ通過となれば昨年12月の常滑オールレディース(準優、優勝戦ともに1着)以来だ。
長嶋は今期2コースで13戦3勝の1着率23%。前々節のG1東海地区選手権で2コースからFを切り、前節のG2レディースオールスターでは2コースからコンマ20の6番手スタートと後手を踏んだのが響いて6着に終わるなど、近況2コースで苦戦気味だ。今節はきっちりスタートを決めて細川に攻め込みたいところ。もし準優1号艇となれば昨年12月の三国オールレディース(予選3位、準優1着、優勝戦4着)以来で、予選トップ通過となれば昨年5月の唐津オールレディース(準優1着、優勝戦4着)以来だ。
もう1人、このレースが重要な一戦となるのは4号艇の寺島美里だ。ここまで1・2・3・3・6着で予選18位。4日目はこの7Rの1回走りで予選突破へ勝負駆けだ。今節の寺島は2日目から展示1番時計4連発中と舟足軽快。カドから仕掛ける展開に持ち込みたい。