レースリポート
2日目ドリームは1号艇・守屋美穂vs3号艇・長嶋万記のあの対決 常滑ヴィーナス
2024.03.05
ボートレース常滑のヴィーナスシリーズ(3月5日~10日開催)が5日、開幕した。初日メインカードの12R「1stドリーム」は、1号艇の細川裕子(愛知)がイン逃げで快勝。2着に4号艇の平高奈菜(香川)、3着に6号艇の實森美祐(広島)が入り、3連単1-4-6で6390円の23番人気決着となっている。
2日目のメインカードは12Rの「2ndドリーム」。ダブルドリームの後半戦として行われる。
<常滑 2日目 12R 2ndドリーム>
1号艇 守屋 美穂(岡山)今期1コース1着率90%
2号艇 中谷 朋子(兵庫)今期2コース1着率0%
3号艇 長嶋 万記(静岡)今期3コース1着率23%
4号艇 大瀧明日香(愛知)今期4コース1着率5%
5号艇 土屋 南(岡山)今期5コース1着率0%
6号艇 西岡 成美(徳島)今期6コース1着率0%
※()内は支部
注目は1号艇の守屋美穂【冒頭の写真】と3号艇の長嶋万記【写真上】。この2人のこの枠番での対決といえば、思い出すのは昨年11月の三国G2レディースチャレンジカップの優勝戦だ。インから先マイする守屋に対し、長嶋が3コースからまくり差し一閃(いっせん)。鮮やかなターンで差し切って優勝を飾ったのが記憶に新しい。
そして2人はその約2カ月後の今年1月、多摩川ヴィーナスシリーズの優勝戦で再び1号艇と3号艇で対戦し、今度は長嶋が3コースからまくり差しを狙うも守屋がインから逃げ切って優勝。見事に雪辱を果たしている。
熱戦を演じてきた2人がこの枠番で今期3回目の対決。果たして軍配はどちらに上がるのか。
守屋は今期インで19戦17勝の1着率90%という驚異的な強さ。現在イン10連勝中で、この10走の平均STがコンマ09とめっぽう速い。今節もスリットで先手を奪ってイン速攻を決めるか。
長嶋が今節手にしたモーター34号機は2連対率2位の好素性機。前節の一般戦では岩瀬裕亮が優出2着の活躍を見せていたモーターだ。長嶋は初日2・1着と上々の発進。守屋のイン戦を破るパワーは十分にありそうだ。