レースリポート
真子奈津実と山下夏鈴が接戦 初の予選トップ通過は山下? 宮島ヴィーナス
2024.02.29
ボートレース宮島のヴィーナスシリーズ(2月27日~3月3日開催)は2月29日、3日目が終了した。現時点での予選上位18人は以下のとおり。
1位 真子奈津実(福岡・B1) 8.50
2位 山下 夏鈴(三重・B1) 8.40
3位 樋口由加里(岡山・A2) 8.33
4位 犬童 千秋(福岡・B1) 8.25
5位 新田 芳美(徳島・B1) 8.20
6位 金田 幸子(岡山・A2) 7.50
7位 孫崎 百世(滋賀・B1) 7.40
8位 角 ひとみ(広島・B1) 7.25
9位 藤田 美代(福岡・B1) 7.20
10位 滝川真由子(長崎・A2) 6.83
11位 古賀 千晶(兵庫・B1) 6.75
12位 喜井つかさ(岡山・A2) 6.67
13位 五反田 忍(大阪・B1) 6.60
14位 赤井 睦(徳島・B1) 6.50
15位 岸 恵子(徳島・B1) 6.50
16位 平川 香織(埼玉・A2) 6.33
17位 加藤 奈月(福井・B1) 6.25
18位 寺田 空詩(山口・B1) 6.00
※()内は支部
予選トップに浮上したのは真子奈津実(福岡35歳)【冒頭の写真】。2・2・1・2着のオール2連対でシリーズリーダーの座を奪った。真子はこれまで準優に45回乗っているが、その枠番は2号艇が1回、3号艇が4回、4号艇が11回、5号艇が10回、6号艇が19回。まだ準優1号艇は1回もなく、予選トップ通過もない。
真子の4日目は4R5号艇と11R2号艇の2回走り。自身初の予選トップ通過を果たしてデビュー初Vへ大きく前進するのか注目したい。
予選2位につけているのは山下夏鈴(三重26歳)【写真上】だ。ここまで5走すべて展示1番時計を出す快速パワーを武器に1・1・2・1・6着の活躍。初日に6コースまくり差しと3コースまくり、3日目に4コースまくりを決めるなど山下らしい豪快な走りを連発してきた。
山下の4日目は3R1号艇の1回走り。もしここで1着を奪えば6走52点(得点率8.67)となり、真子がこれを逆転するには4日目2走で19点以上が必要という非常に高いハードルになる。シリーズリーダー争いで優位に立っているのはむしろ山下のほうだといっていいだろう。
山下は昨年8月のびわこオールレディースで予選3位に入って準優1号艇に乗った経験(結果はF)が1回あるが、予選トップ通過はまだない。昨年5月唐津で初優勝した時は、予選6位で準優は2号艇だった。自身初の予選1位の座に向けて4日目3Rが大勝負だ。