レースリポート
びわこレディースオールスター 131期 井上遥妃が人気背負い躍進のきっかけつかむ!
2024.02.21
きのう20日にボートレースびわこで開幕した「G2第8回レディースオールスター」のキャッチフレーズは「強さと、美しさが、見る者を魅了する。」
強さとは結果だけでなく勝負に立ち向かう闘志であり、美しさとは外見だけを指すのではなく正々堂々個性を発揮して戦うスポーツマン精神を意味している。
当然、見る者とは全国のボートレースファンである。
びわこ場内ではシリーズ期間中ボートレースグッズの販売を実施している。選手名入りタオルやレーシングスーツ、ボートレースマグネットなどを展開しているが、関係者は「男子記念レーサーグッズも用意しましたが、圧倒的に女子レーサーグッズをお買い求めになるお客様が多いです。いきなり品切れのものもあるほどです」と話している。
ファンの思いはこうしたところにも表れており、この大会の意味に通じる
2401票を得てレディースオールスター初登場の井上遥妃(徳島支部20歳)【冒頭の写真】は131期生。努力次第で結果が出せることや男女対等であることに魅力を感じ、憧れのボートレーサーに…。2022年11月、徳島支部としては4年ぶりの新人女子レーサーデビューに地元は沸いたが、その流れが全国に広がり今大会に至っている。めざしている「アウトから握って旋回する迫力あるレース」を体現しているからだ。
その気合に満ちた競走の原点は学生時代のスポーツ歴にある。
空手で全国大会まで進んだキャリアの持ち主は、強い者に立ち向かっていく気構えを内在させている。
2日目参戦の10R(上図参照)は「直線は普通ながら、乗りやすい…」舟足を生かし、豪快に攻めることだろう。連に絡めれば、飛躍のきっかけとなる可能性大だ。
初日から盛況なびわこレディースオールスター。そのもようを伝えるボートレース公式YouTubeはきょうも午後2時から配信される。
2日目のゲストは総合格闘家の浅倉カンナさん。
強さと美しさの融合を体現する女子アスリートの解説は必聴である。