レースリポート
びわこレディースオールスター2日目12Rは寺田千恵と昨年14万舟券の佐々木裕美
2024.02.20
ボートレースびわこでの「G2第8回レディースオールスター」(2月20日~25日開催)が開幕した。初日メインカードの12Rドリーム戦は1号艇の守屋美穂(岡山)が快勝。インからコンマ02のトップスタートで逃げ切った。2着に3号艇の遠藤エミ(滋賀)、3着に2号艇の平山智加(香川)が入り、3連単1-3-2で1330円の2番人気決着となっている。
さて華々しく幕開けしたびわこ決戦だが、2日目の注目カードには12Rを挙げたい。
<びわこ 2日目 12R 予選>
1号艇 遠藤 エミ(滋賀)今期1コース1着率68%
2号艇 佐々木裕美(山口)今期2コース1着率25%
3号艇 三浦 永理(静岡)今期3コース1着率 0%
4号艇 寺田 千恵(岡山)今期4コース1着率46%
5号艇 櫻本あゆみ(群馬)今期5コース1着率 0%
6号艇 川野 芽唯(福岡)今期6コース1着率 0%
※()内は支部
1号艇で登場するのは遠藤エミ。地元の期待を背負って絶好枠に座る。遠藤は今期インで19戦13勝の1着率68%。6敗を喫して万舟券を3本献上するなどやや不安定な近況だ。また前々節の常滑一般戦でインからフライングを切ったばかりなのも気になるところ。不安を払拭するような逃げを見せられるか。
侮れないのは4号艇の寺田千恵(岡山54歳)【冒頭の写真】だ。今期4コースで13戦6勝の1着率46%という好成績をマークしている。その要因の1つはスタートだ。13走のSTがコンマ06、09、07、05、14、05、16、12、13、16、14、14、15で、平均STコンマ11という抜群の安定ぶり。半分近い6走がトップスタートだ。前々節の児島オールレディースでは4コースまくり差し、前節の宮島G1中国地区選手権では4コースまくりで1着を奪っていた。今節も4コースで魅せるのか。
もう1人注目しておきたいのは2号艇の佐々木裕美【写真上】だ。思い出すのは1年前。昨年2月の蒲郡レディースオールスターで初日に2コース差しを決め、3連単14万3090円というレディースオールスター史上最高配当をマークしている。
佐々木が今節手にしたモーター69号機は2連対率2位の好素性機。初日は3R1号艇の1回走りできっちりイン逃げを決めている。気配良好なだけに楽しみな存在だ。