レースリポート
得点率首位並走の赤井睦と中里優子が12Rで直接対決 唐津ヴィーナス
2024.02.16
ボートレース唐津のヴィーナスシリーズ(2月14日~19日開催)は16日、モーニングレースの3日目が終了した。赤井睦(徳島34歳)【冒頭の写真】と中里優子(埼玉51歳)【写真下】が得点率8.80で首位タイに。現状では上位着差で予選1位が赤井、予選2位が中里となっている。
そしてこの2人が4日目の12Rで直接対決。シリーズリーダーの座を争う大一番となりそうだ。
<唐津 4日目 12R 選抜戦(A)>
1号艇 中里 優子(埼玉) 予選 2位
2号艇 滝川真由子(長崎) 予選25位
3号艇 深見亜由美(愛知) 予選17位
4号艇 野田なづき(佐賀) 予選10位
5号艇 赤井 睦(徳島) 予選 1位
6号艇 島倉 都(群馬) 予選22位
※()内は支部
赤井睦は5号艇で登場。4日目は6R4号艇と12R5号艇で予選1位通過をめざすことになる。赤井は昨年8月の鳴門ヴィーナスシリーズで予選3位に入って自身初の準優1号艇を経験しているが、予選トップ通過はまだ一度もない。ここで自身初の予選1位をつかみ取り、通算4回目の優出とデビュー初Vに向けて1歩前進したい。
中里優子は絶好枠の1号艇で登場。4日目は8R4号艇と12R1号艇で逆転の予選トップ通過を狙う。もし予選1位となれば2022年9月の桐生オールレディース以来。準優1号艇もそのとき以来となる。約1年5カ月ぶりの準優ポールポジションなるか。
2人の直接対決に割って入りたいのは4号艇の野田なづき。2・2・2・3・3着のオール3連対で予選10位につけている。ここまで5走で展示1番時計3本と舟足軽快。2連対率44位の低勝率モーターを好パワーに仕上げてきた。自身7回目の準優出を果たして地元でデビュー初優出へ挑戦したい。
今節の唐津は風がやや強めのコンディションが続いていたが、4日目は好天に恵まれて風も穏やかになりそうな予報。好タイムが期待できるだけに、新設のプレミアムG1「スピードクイーンメモリアル」の出場権争いも注目しておきたい。なお現時点での唐津選考1位タイムは真子奈津実と土屋千明が出した1分47秒9となっている。