中国地区選は14日が準優勝戦　女子レーサー田口節子が高等テクニック見せる!?

ボートレース宮島の「G1第67回中国地区選手権」は、13日で予選競走が終わり、14日は準優戦が行われる。得点率上位は次のとおりだった。（カッコ内は準優勝戦のレース番号と艇番）

山口　剛　9.33　（12R1号艇）
白井英治　8.33　（11R1号艇）
茅原悠紀　8.17　（10R1号艇）
浜先真範　8.00　（10R2号艇）
田口節子　7.50　（11R2号艇）
村岡賢人　7.17　（12R2号艇）
※7.17同率には大上卓人と佐々木完太もいる。

この上位陣の中に入り、堂々肩を並べているのが田口節子(岡山支部43歳)【写真2枚】。守屋美穂とともに走る準優11R(上図参照)には、グランプリレーサー白井英治をはじめ山口県勢が4選手。立ち向かっていかなければ優勝戦の扉は開かないだろう。

「最近、調整が分からなくなっています…」と内心を口にしたのは、前走地・児島のオールレディース参戦時の田口節子。準優でのスリットオーバーはその発言後のことだった。

さぞかし『泣きっ面に蜂』かと思いきや、意外にも最後まで淡々とレースに取り組み、歴戦を背景とする女子トップレーサーであることを印象づけていた。

伸びは普通ながら、「旋回の後半は良くなっている」と語っている今シリーズの田口節子。ファイナルに進むためには差し一本に構えたのでは他艇の引き波に沈められる可能性が高い。
高等テクニックのひとつである2コースからの外マイも考慮した舟券作戦が必要だろう。

それができるのが田口節子だ。