レースリポート
守屋美穂がイン逃げ快勝で地元V 児島女子レースは岡山支部が8連覇
2024.02.07
ボートレース児島のオールレディース(2月2日~7日開催)が終了した。7日の優勝戦は1号艇の守屋美穂(岡山)が快勝。インからコンマ10のトップスタートで逃げ切った。2着には2号艇の樋口由加里(岡山)が入って地元岡山支部のワンツー。3着は4号艇の竹井奈美(福岡)となり、3連単1-2-4で520円の1番人気決着となっている。
勝った守屋は前節の多摩川ヴィーナスシリーズに続く2節連続Vで通算33回目の優勝。地元児島では7回目の優勝で、児島オールレディースは2大会連続3回目の優勝となった。
守屋は「初日からバランスが取れていて、舟足も良かったし、乗り心地も良かったです。これから上の舞台でも、もっともっと戦えるようにしっかり走っていきますので、見ていてください」と表彰セレモニーで語った。
これで児島での女子レースは岡山支部勢が8連覇。圧倒的な強さで2021年以降負け知らずとなっている。
【児島女子レース最近10節 優勝者】
2020年2月 AL 田口 節子(岡山)
2020年11月 AL 宇野 弥生(愛知)
2021年3月 VS 守屋 美穂(岡山)
2021年5月 W 守屋 美穂(岡山)
2021年7月 AL 田口 節子(岡山)
2022年1月 VS 土屋 南(岡山)
2022年11月 AL 守屋 美穂(岡山)
2023年3月 VS 田口 節子(岡山)
2023年9月 VS 守屋 美穂(岡山)
2024年2月 AL 守屋 美穂(岡山)
(※VSはヴィーナスシリーズ、Wは男女ダブル戦、ALはオールレディース)
守屋の次節は2月10日から宮島で行われるG1中国地区選手権だ。昨年の児島大会では予選10位に入って地区選出場10回目で待望の大会初準優出を果たし、その勢いで準優では4コースまくりを決める快走。地区選初優出(5着)の大活躍を演じた。今年は2年連続優出とG1初Vを狙う大会になる。宮島は当地前走となる昨年1月のヴィーナスシリーズでオール3連対Vを飾るなど通算6優出1Vと相性上々なだけに楽しみだ。
そして次々節は2月20日からびわこで行われるG2レディースオールスター。ファン投票1位という大きな期待を背負って決戦に臨む。2022年の桐生大会ではファン投票1位での優勝という大会史上初の偉業を成し遂げており、今年は2年ぶりのタイトル奪還を狙う。
2節連続Vとリズムを上げて迎える地区選とレディースオールスターの大一番。守屋の2月戦線から目が離せない。