レースリポート
児島オールレディース優勝戦は4号艇・竹井奈美に注目 イン守屋美穂に”再び”挑む
2024.02.06
ボートレース児島のオールレディース(2月2日~7日開催)は6日、準優勝戦の5日目が終了した。準優11Rでは田口節子と川井萌がフライングに散る波乱の展開に。激戦を勝ち抜いた6人が7日に行われる優勝戦に駒を進めた。
<児島 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 守屋 美穂(岡山)1コース1着率85%
2号艇 樋口由加里(岡山)2コース1着率25%
3号艇 香川 素子(滋賀)3コース1着率13%
4号艇 竹井 奈美(福岡)4コース1着率22%
5号艇 金田 幸子(岡山)5コース1着率 0%
6号艇 松瀬 弘美(静岡)6コース1着率 0%
※1着率は最近3カ月:2023/11/6~2024/2/5
※()内は支部
予選トップ通過の守屋美穂(岡山35歳)【写真上】が準優をイン逃げで快勝してポールポジションを獲得。前節の多摩川ヴィーナスシリーズに続く優勝戦1号艇となり、2節連続Vに王手がかかった。
守屋は今節すでに3回のイン戦があり、初日12Rはコンマ10、4日目12Rはコンマ07、5日目12Rの準優はコンマ01と、すべてトップスタートを決めて逃げ切っている。まさに盤石。優勝戦でも鉄壁のイン速攻を見せるか。
打倒守屋を虎視眈々(たんたん)と狙っているのは4号艇の竹井奈美(福岡34歳)【冒頭の写真】だろう。1号艇・守屋、4号艇・竹井という対戦は初日12Rドリーム戦でもあった。そのときは竹井が4カドからまくりを狙ったが惜しくも及ばず、守屋がインから逃げ切って快勝。守屋は他を圧倒するパワーで後続を引き離し、2着の竹井に2秒7の大差をつけて1着ゴールを駆け抜けた。
しかしそれから4日後、5日目12Rの準優では少し様子が違った。このレースも1着守屋、2着竹井という結果で2連単は1-2で190円、3連単は土屋南の3着で1-2-3の430円という圧倒的な人気サイドで決着したが、竹井は最後まで守屋に食らいつき、大きく引き離されることなく1秒差でゴールしている。初日に比べると2人のパワー差が縮まっていることを印象付ける光景だった。
初日は不発に終わった竹井の4カドまくりだが、優勝戦では守屋をのみ込んでも決して不思議ではないだろう。2人がインとカドでどんな再戦を演じるのか目が離せない。