レースリポート
芦屋G1九州地区選手権2日目 伸び系の舟足にマイ足をプラスした渡邉優美
2024.02.04
ボートレース芦屋の「G1第70回九州地区選手権競走」は4日が初日だった。最終12Rドリーム戦の「九州男児1st」は、峰竜太がインから逃げて勝利を飾っている。
なお、初日連勝は仲谷颯仁。1着・2着としたのは渡邉優美(福岡支部31歳)【写真2枚】である。
その渡邉優美の勝利は3号艇で参戦した初日2R。大方の予想どおり6号艇の石川真二が動き、進入は162/345となった。絶好のカド位置が渡邉優美に巡ってきたのである。
「起こしから途中まで確信を持っていけたんですが、スリット付近でちょっと不安になってようすを見ました」とスタートは若干のアジャスト。結果、コンマ04のタイミングだったことを考えると、放って正解。「行き過ぎました」と本人も語っている。
それでも他艇を寄せつけないマクリで勝利。「乗り心地を含め問題ないと思います。伸び寄りの足…」と分析している。
そして続く後半9Rは2コースから2着。連勝を決めた仲谷颯仁を追うカタチとなったが、旋回時のかかりや出口の足がよく実戦向きの仕上がりとなっていた。つまり「伸び寄り」の舟足に出足をプラスした感じだった。
2日目は2R1号艇の1走(上図参照)。インの強い芦屋水面であること、出足も伸びも中堅以上であることなど、勝利の要件は整っているとみていいだろう。
ここで勝利しシリーズリーダー候補として堂々と名乗りを上げたいもの。フライング持ちながら的確なスタートを繰り出し、逃げ切るレースに期待したい。