レースリポート
香川素子や勝浦真帆ら”レディースオールスター勝負駆け組”がアピール狙う 児島
2024.02.03
ボートレース児島のオールレディース(2月2日~7日開催)は、3日に2日目が終了した。2日目メインカードの12R「クイーンドリーム」は1号艇の田口節子(岡山)が快勝。インからコンマ07の好スタートで逃げ切った。2着には5号艇の樋口由加里(岡山)、3着には4号艇の香川素子(滋賀)が入り、3連単1-5-4で1990円の10番人気決着となっている。
さてシリーズ中盤に入る児島オールレディースだが、注目したいのはファン投票へのアピール合戦だ。G2第9回レディースオールスター(5月7日~宮島)のファン投票中間発表が2日に行われ、今節出場メンバーでは守屋美穂(1位)、田口節子(10位)、土屋南(15位)、野田彩加(17位)、竹井奈美(19位)、川井萌(20位)、神里琴音(25位)、薮内瑞希(26位)、寺田千恵(30位)、小芦るり華(32位)が上位にランクイン。すでに2000票以上を獲得しており当確ランプといえそうな状況だ。柴田百恵は1520票の40位でもうひと踏ん張りとなっている。
中間発表でボーダー付近だったのは香川素子(滋賀47歳)【冒頭の写真】だ。1264票で49位となっている。香川はこれまでレディースオールスターに7回の選出歴(※2024年2月開催予定の第8回びわこ大会を含む)。女子レースあっせん停止中で選出除外だった2022年を除いてすべて出場している(※2019年は委員会推薦出場)。第8回びわこ大会(2月20日~)のファン投票では27位だっただけに、今回の49位という位置は意外な低さだ。
今節の香川は1・2・2・3着のオール3連対で予選6位と好調ムード。3日目は7R3号艇と11R1号艇での登場となっており、シリーズリーダー争いに加わって存在感を見せたいところだ。
中間発表で50位以内に名前がなかった選手には勝浦真帆(岡山28歳)【写真上】がいる。勝浦はレディースオールスターに6大会連続で選出中(※2024年2月開催予定の第8回びわこ大会を含む。2020年と2023年は委員会推薦出場)。前回の第8回びわこ大会のファン投票では48位に滑り込んで切符を手にしているが、今回は苦しい状況に置かれている。
勝浦は今節活躍を見せてアピールしたいところだが、ここまで5・2・3着で予選20位。まずは準優出を果たすためにも、3日目の3R1号艇と9R5号艇が大事になってきそうだ。