レースリポート
V経験99対0の対決!? 紅組は岩崎芳美、細川裕子、海野ゆかり 鳴門レディースVSルーキーズバトル
2024.01.31
ボートレース鳴門(モーニング開催)の「第12回ボートレースレディースVSルーキーズバトル」(1月27日~2月1日開催)は31日、5日目が終了した。5日目各レースの1着選手と団体戦ポイントの獲得状況は以下のとおり。
1R★西岡 育未 2コース差し
2R☆島川 海輝 1コース逃げ
3R☆香川 颯太 5コース抜き
4R☆垂水 悠 1コース逃げ
5R★西橋 奈未 1コース逃げ
6R★平高 奈菜 1コース逃げ
7R★濱野 斗馬 6コースまくり差し
8R☆高橋 龍治 2コースまくり
9R 宮脇 遼太 2コースまくり
10R 宇野 弥生 1コース逃げ
11R 濱野 斗馬 1コース逃げ
12R 岩崎 芳美 1コース逃げ
※団体戦は1~8R。★はレディースがポイント獲得、☆はルーキーズがポイント獲得。
5日目は両チームとも4点を取り合う格好に。団体戦ポイントは紅組・レディースが18点(初日7点、2日目2点、3日目3点、4日目2点、5日目4点)、白組・ルーキーズが22点(初日1点、2日目6点、3日目5点、4日目6点、5日目4点)となり、ルーキーズが4点リードして最終日を迎えることになった。
なお最終日の団体戦は5~12Rで争われるが、5~9Rの一般戦は1点、10Rの特別選抜B戦は4点、11Rの特別選抜A戦は8点、12Rの優勝戦は12点となっている。優勝チームには団体賞として1人当たり10万円が支給される。個人の優勝賞金は105万円。
優勝戦メンバーは男女別々の準優2個レースで、それぞれ3着までに入った6人で争われる。枠番は準優の1着グループが1、2枠。同2着グループが3、4枠。同3着グループが5、6枠で、予選の得点率順。
<鳴門 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 濱野 斗馬(香川)優出6回目、0V
2号艇 岩崎 芳美(徳島)優出153回目、23V
3号艇 為本 智也(福井)優出5回目、0V
4号艇 細川 裕子(愛知)優出127回目、13V
5号艇 海野ゆかり(広島)優出277回目、63V
6号艇 小林 孝彰(福井)優出1回目、0V
※()内は支部
ルーキーズ3人はいずれもデビュー初Vを狙う一戦。1号艇の濱野斗馬(香川支部24歳)【写真上】は1・1・1・1・2・1・1・1着の準パーフェクトペースで、2日目からゼロ台スタート7連発中という、すさまじい走り。昨年7月の宮島ルーキーシリーズでは優勝戦1号艇で2着に敗れているだけに、今度こそ初優勝をつかみたい。
レディースからは岩崎芳美(徳島支部51歳)【冒頭の写真】、細川裕子(愛知支部42歳)【写真上】、海野ゆかりが優勝戦へ勝ち上がった。3人合わせて合計99V。経験に勝るレディース勢が底力を見せる可能性は十分だろう。
岩崎の鳴門優勝戦2号艇といえば思い出すのは2020年のG2レディースオールスター。2コースから鮮やかな差しハンドルを決め、鉄壁と見られた小野生奈のイン戦を破って優勝したのが記憶に残る。今節も黒いカポックでVゴールを駆け抜けるか。
レディースVSルーキーズバトルはこれまで11回開催されているが、女子レーサーの個人戦優勝は2020年丸亀大会の平高奈菜のみ。女子2人目の覇者が生まれるのか注目したい。