レースリポート
5連勝中の實森美祐が優勝戦2号艇でイン浜田亜理沙に挑む 尼崎
2024.01.08
ボートレース尼崎のオールレディース(1月4日~9日開催)は8日、5日目が終了。9日に行われる優勝戦のメンバーが決まった。
<尼崎 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 浜田亜理沙(埼玉)1コース1着率56%
2号艇 實森 美祐(広島)2コース1着率30%
3号艇 廣中智紗衣(東京)3コース1着率8%
4号艇 清埜 翔子(埼玉)4コース1着率18%
5号艇 関野 文(大阪)5コース1着率22%
6号艇 角 ひとみ(広島)6コース1着率0%
※1着率は最近3カ月:2023/10/8~2024/1/7
※()内は支部
予選トップ通過の浜田亜理沙が準優をイン逃げで快勝。1・1・1・3・1・3・2・1・2・1着のオール3連対でポールポジションを手にした。前節の多摩川クイーンズクライマックスに続く2節連続Vへ王手。優勝戦でもクイーンの貫禄を見せつけるのか。
勢いで上回るのは2号艇の實森美祐(広島27歳)【冒頭の写真】だ。2・1・1・5・1・1・1・1・1着で3日目から怒涛(どとう)の5連勝中。パワーでは浜田より一枚上と見ていいだろう。実際に3日目10Rでは3コース差しを決めてインの浜田を破るレースもあった。優勝へチャンス十分だろう。
中枠の2人も侮れない。3号艇の廣中智紗衣(東京42歳)【写真上】は準優で圧巻の道中逆転劇を披露。2連対率3位の好モーター2号機から日に日にパワーを引き出しており、万全の状態で優勝戦を迎えられそうだ。
4号艇の清埜翔子はセンター速攻が大きな武器。昨年1年間で4コースまくりが5本もあり、今節も3日目12Rで4コースまくりを決めて3連単2万円台の高配当を出したばかりだ。青いカポックの清埜は常に目が離せない。
舟券のカギは5号艇の関野文か。最近3カ月で5コースは9走して1・1・3・3・4・2・2・6・3着の好成績。1着2本(1着率22%)、2着2本(2連対率44%)、3着3本(3連対率78%)と連絡みが非常に多い。
その要因の1つはスタート。関野は最近3カ月の平均STがコンマ18だが、5コースはコンマ14、6コースはコンマ15とアウト戦でスタートが速い傾向がある。優勝戦でもスリットで好位置につけて鋭く展開を突いてくるかもしれない。