今年も年始に水神祭？　初Vめざす福岡泉水や笠野友紀恵ら9人が準優圏内に　尼崎

　尼崎オールレディース（1月4日～9日開催）は6日、3日目が終了した。現時点での予選上位18人は以下のとおり。

1位　浜田亜理沙（埼玉）　9.17
2位　實森　美祐（広島）　8.50
3位　清埜　翔子（埼玉）　8.50
4位　落合　直子（大阪）　8.33
5位　福岡　泉水（兵庫）★8.00
6位　廣中智紗衣（東京）　8.00
7位　小野　生奈（福岡）　7.50
8位　笠野友紀恵（愛知）★7.40
9位　黒澤めぐみ（東京）★7.40
10位 薮内　瑞希（岡山）★7.20
11位 関野　　文（大阪）★7.00
12位 川井　　萌（静岡）★7.00
13位 古賀　千晶（兵庫）★7.00
14位 喜多那由夏（静岡）★6.60
15位 角　ひとみ（広島）　6.40
16位 後藤　美翼（東京）　6.20
17位 大橋栄里佳（福岡）★6.20
18位 五反田　忍（大阪）　6.20
★は通算0Vの選手
※()内は支部


　今節奮闘を見せているのが"通算0V組"だ。デビュー初Vをめざしている選手が準優圏内にズラリと9人。このままいけば準優18メンバーの半分を占めることになる。

　9人のなかで最上位にいるのは地元の福岡泉水(兵庫26歳)【冒頭の写真】。2･1･2･1･4着で予選5位につけ、準優進出を濃厚としている。福岡はこれまで準優出は6回あるが優出はまだゼロ。まずはデビュー初優出なるか注目したい。

　笠野友紀恵(愛知52歳)【写真上】も楽しみだ。1･3･2･4･2着で予選8位。昨年12月のヴィーナスシリーズで寺田千恵が優勝したモーター57号機を引いて注目を集めるなか、前評判どおりの好パワーを見せてきた。笠野は2018年6月の江戸川男女ダブル戦を最後に優出から遠ざかっているが、今節は優勝戦まで勝ち上がるチャンス十分。通算8回目の優出をめざす。

　そのほかにも黒澤めぐみ（通算6優出0V）、薮内瑞希（通算5優出0V）、関野文（通算12優出0V）、川井萌（通算1優出0V）、古賀千晶（通算11優出0V）、喜多那由夏（通算2優出0V）、大橋栄里佳（通算10優出0V）が準優圏内につける活躍。何人が予選を突破してくるのか目が離せない。

　思い出すのは1年前。昨年は年始に2023年女子レース開幕戦として徳山オールレディース（2023年1月4日～9日開催）が行われ、小芦るり華がデビュー初Vをマーク。1月厳寒の水面で水神祭を飾ったのが記憶に新しいところだ。ちなみに一昨年も年明け早々の1月19日に徳山で倉持莉々がデビュー初Vを飾っている。今年も1月は水神祭の季節となるのか。