第12回クイーンズクライマックス開幕　多摩川相性いい細川裕子がシリーズ戦をリード

2023.12.26

今年の女子レーサーナンバーワンを決するクイーンズクライマックスはきょう26日開幕。大みそか決戦に向け、熾烈(しれつ)な戦いが多摩川で演じられる。
賞金ランキング上位12名は28日からの参戦。きょうとあすはシリーズ戦の予選競走が組まれており、12Rがドリーム戦だ。

以下は各メンバーのコメントである。
1号艇　細川　　裕子「舟足はさほどでもないが、乗り心地がとてもいい」
2号艇　海野　ゆかり「起こしが気になったが舟足に劣勢感はないと思う」
3号艇　宇野　　弥生「伸びで分が悪かった。乗り味も合っていない感じ」
4号艇　堀之内紀代子「試運転で乗りにくく、余裕がある感じがしない」
5号艇　藤原　　菜希「可もなく不可もなくだが、ターン回りは力感ある」
6号艇　西橋　　奈未「自分の好きな感じではないが、旋回性高い舟足」

ドリーム戦1号艇の細川裕子(愛知支部42歳)【写真2枚】は多摩川が好相性。2019年1月からここまでのおよそ5年間で10大会に参戦。優勝こそないものの5回の優出を誇る。
その1つが2020年8月のレディースチャンピオンである。
平山智加が戴冠したこの大会で細川裕子は優出3着に入っている。

今シリーズは「乗り心地の良さ」を大切にする方針。伸びにやや不足を感じるものの割り切ってレースに集中する気構えだ。

そのイン戦を不安視する向きもあるが、今年1月1日からここまでのイン1着率は55.1％。全選手平均と同等の確率をマークしている。
課題があるとすれば、コンマ19平均のイン戦時のスタートタイミングだろう。
それだけに、スタート展示から注目したい。