レースリポート
シリーズ戦連覇狙う宇野弥生がドリーム3号艇 堀之内紀代子も強襲!? 多摩川開幕
2023.12.25
多摩川で開催される「プレミアムG1第12回クイーンズクライマックス」、女子賞金上位12人が出場するトライアルは3日目の12月28日から始まる。それに先立って26日からは「G3クイーンズクライマックスシリーズ戦」がスタートする。シリーズ戦に出場するのは11月26日時点での今年の女子賞金ランキング14~85位(※F休み中やあっせん辞退中等の選手を除く)の42人。こちらは6日間シリーズで優勝を争う。
初日のメインカードは12Rのドリーム戦。以下のメンバーで争われる。
<多摩川 初日 12R ドリーム戦>
1号艇 細川 裕子(愛知)1コース1着率78%
2号艇 海野 ゆかり(広島)2コース1着率40%
3号艇 宇野 弥生(愛知)3コース1着率8%
4号艇 堀之内紀代子(岡山)4コース1着率21%
5号艇 藤原 菜希(東京)5コース1着率9%
6号艇 西橋 奈未(福井)6コース1着率0%
※コース別1着率は最近3カ月:2023/9/25~12/24
※()内は支部
1号艇で登場するのは細川裕子。前々節の常滑オールレディースで約1年5カ月ぶりの優勝を飾るなど近況好調だ。イン戦も最近3カ月で18戦14勝の1着率78%という好成績。きっちり逃げ切ってV争いの主導権を握るのか。
2号艇の海野ゆかりも今期5節走って4優出1Vと近況好リズムを維持。2コースも最近3カ月で10戦4勝の1着率40%とキレ味鋭い走りを連発しているだけに目が離せない。
3号艇の宇野弥生【冒頭の写真】は昨年住之江のシリーズ戦覇者。優勝戦で6コース差しを決め、3連単5万円台の大穴を開けて栄冠を手にしたのが記憶に新しい。大会2連覇に向けてまずはドリーム戦で好スタートを切りたい。
気になる存在は4号艇の堀之内紀代子【写真上】。伸び型仕様で勝負してくるのか注目だ。今年の堀之内は夏場に伸び足が仕上がらず苦しんでいた時期があったが、冬場に入ってリズムを取り戻し始めており、前節の尼崎ヴィーナスシリーズでは節間5本もまくりを決めるなど近況勢いに乗っている。チルト選択も含めて要注目だ。尼崎ではチルト3度でのまくりが4回あった。