レースリポート
尼崎ヴィーナス優勝戦 2コース好調の高憧四季が初V時の再現狙う!
2023.12.17
ボートレース尼崎のヴィーナスシリーズ(12月13日~18日開催)は17日、最大9メートルの向かい風が吹くなか、3R以降は2周戦でレースが行われ、5日目が終了。準優を突破した6選手により、18日に優勝戦が行われる。メンバーは次のとおり。
<尼崎 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 寺田 千恵(岡山)1コース1着率71%
2号艇 高憧 四季(大阪)2コース1着率40%
3号艇 黒澤めぐみ(東京)3コース1着率8%
4号艇 小野 生奈(福岡)4コース1着率33%
5号艇 海野ゆかり(広島)5コース1着率25%
6号艇 後藤 美翼(東京)6コース1着率0%
※コース別1着率は最近3カ月:2023/9/17~12/16
※()内は支部
予選トップ通過の寺田千恵が準優をイン逃げで快勝。1・1・1・6・1・1・2・1・1着と9戦7勝のピンラッシュで勝ち上がってきた。前節の若松ミッドナイトレースに続く2節連続Vへ王手。
侮れないのは2号艇の高憧四季(大阪24歳)【冒頭の写真】だろう。最近3カ月で2コースは10戦4勝の1着率40%という好成績だ。また今節はスロー5走のSTがコンマ05、12、07、04、11と抜群の安定感を見せている。優勝戦でもスリットで先手を奪う可能性は十分だろう。高憧は今年3月の下関ヴィーナスシリーズで、優勝戦2号艇で2コース差しを決めてデビュー初Vを飾っている。2回目の優勝も黒いカポックで手にするのか。
3号艇の黒澤めぐみ(東京34歳)【写真上】も楽しみだ。準優では鮮やかに3コースまくり差し一閃(いっせん)。自身6回目の優出を果たした。優勝戦も3号艇となっただけにどんな走りを見せるのか目が離せないところ。今年すでに女子レーサーのデビュー初優勝は7件も発生しており、黒澤も初Vラッシュの流れに乗りたい。
舟券のカギは5号艇の海野ゆかりか。最近3カ月で5コースは16戦4勝の1着率25%をマークしており、3連対率も63%と高い。アウトから鋭く展開を突いてくる走りが目立っているだけに注目だ。
【女子レーサーの初優勝(2023年)】
2023年1月9日 小芦るり華(徳山オールレディース)
2023年3月18日 高憧 四季(下関ヴィーナスシリーズ)
2023年5月4日 山下 夏鈴(唐津オールレディース)
2023年6月3日 西岡 成美(鳴門男女ダブル戦)
2023年8月27日 上田 紗奈(蒲郡男女ダブル戦)
2023年11月23日 深尾 巴恵(平和島一般戦)
2023年11月26日 實森 美祐(丸亀男女ダブル戦)