レースリポート
尼崎6Rの「昼どきピンクル」が面白い 清埜翔子や高憧四季が登場
2023.12.14
ボートレース尼崎のヴィーナスシリーズ(12月13日~18日開催)は14日、2日目が終了した。寺田千恵(岡山)が1・1・1・6着で予選首位をキープ。予選2位に黒澤めぐみ(東京)、予選3位に海野ゆかり(広島)がつけ、上位3人が得点率8.75で並んでいる。
さてシリーズ序盤の2日間を終えた尼崎ヴィーナスシリーズだが、見応えある展開となっているのが6Rの「昼どきピンクル」。1号艇と中枠(3or4号艇)にA級が入り、そのほか4人はB級となる企画レースだ。
初日6RではA2級の海野ゆかりが4コースまくり差しを決め、A1級の大瀧明日香がイン戦4着に敗れて3連単1万1040円の高配当決着に。2日目6RではA1級の寺田千恵が4コースまくりを決め、A2級の土屋南がイン戦3着に敗れている。なかなかA級勢ワンツーとはなっていない展開だ。
果たして3日目6Rはどんな展開となるのか。出場メンバーは以下のとおり。
<尼崎 3日目 6R 昼どきピンクル>
1号艇 清埜 翔子(埼玉)1コース1着率89%
2号艇 山本 梨菜(佐賀)2コース1着率18%
3号艇 高憧 四季(大阪)3コース1着率18%
4号艇 坂 咲友理(大阪)4コース1着率25%
5号艇 松田 真実(愛知)5コース1着率0%
6号艇 来田 衣織(兵庫)6コース1着率0%
※コース別1着率は最近3カ月:2023/9/14~12/13
※()内は支部
A級からは清埜翔子(埼玉32歳)【冒頭の写真】と高憧四季(大阪24歳)【写真下】が登場する。清埜は最近3カ月でインは9戦8勝の1着率89%という好成績。この9走でトップスタートが7本もある。今節もイン速攻を見せるのか。今節ここまで2・6・3・2着で予選20位とやや出遅れているだけに、1号艇で巻き返しを開始したい。
高憧は今節ここまで2・5・2着で予選11位。今節手にしたモーター10号機は2連対率5位タイで、最近5節で4優出をマークしている注目機。センターからの1着も多いモーターだけに、3号艇でどんな走りを見せるのか楽しみだ。
舟券のカギを握ってくるのは2号艇の山本梨菜か。山本は2コース最近10走が1・3・3・2・3・3・1・2・2・2着。1着2本、2着4本、3着4本でオール3連対という抜群の安定ぶりだ。A級2人に割って入ってくる可能性は十分だろう。