レースリポート
12Rは宮崎安奈や坂野さくら ヤング世代4人が準優勝負駆け 三国
2023.12.09
ボートレース三国のオールレディース(12月7日~12日開催)は9日、モーニングレースの3日目が終了した。田口節子(岡山)が1・2・1・1・1・1着で予選首位に浮上。予選2位に関野文(大阪)、予選3位に遠藤エミ(滋賀)がつけている。
さて予選最終日を迎える4日目だが、準優勝負駆けの注目カードには12Rを挙げたい。
<三国 4日目 12R カニ坊選抜>
1号艇 中谷 朋子(兵庫) 予選15位
2号艇 坂野さくら(福井) 予選18位
3号艇 香川 素子(滋賀) 予選 8位
4号艇 島倉 都(群馬) 予選23位
5号艇 宮崎 安奈(埼玉) 予選16位
6号艇 戸敷 晃美(福岡) 予選25位
※()内は支部
12Rはヤング世代の若手が4人も入る組み合わせに。26歳の坂野さくら(福井・127期)【写真下】、同じく26歳の島倉都(群馬・120期)、25歳の宮崎安奈(埼玉・128期)【冒頭の写真】、27歳の戸敷晃美(福岡・118期)だ。
地元の坂野は6・1・2・3・4着で予選18位。昨年12月の浜名湖ヴィーナスシリーズ以来となる自身2回目の準優出へチャンスを迎えている。4日目は5R6号艇と12R2号艇で登場だ。坂野は11月の三国ヴィーナスシリーズでは3日目終了時点で予選24位につけていたが、4日目に4・6着と崩れて勝負駆け失敗の悔しい思いを味わった。今度こそ地元初準優出なるか。
島倉は1・6・5・3着で予選23位。4日目は4R6号艇と12R4号艇で逆転の予選突破を狙う。島倉が今節手にしたモーターは11月のG2レディースチャレンジカップで長嶋万記が乗って優勝した35号機。注目モーターを徐々に仕上げてきただけに楽しみだ。
宮崎は1・3・3・6着で予選16位。2021年5月のデビューから約2年7カ月、初準優出へチャンス到来だ。4日目は2R4号艇と12R5号艇で登場する。宮崎は10月の多摩川一般戦で6コースから1着を奪って3連単48万2710円の超大穴を出し、前節の芦屋一般戦でも進入固定の5コースまくりで3連単7万1820円の高配当を提供するなど近況好レースが光っているだけに目が離せない。
戸敷は2・6・2・6・4着で予選25位。準優進出へわずかに望みをつないでおり、4日目は8R2号艇と12R6号艇で勝負駆けに挑む。今節手にしたモーター62号機は11月のSGチャレンジカップで池田浩二が優出5着に入った実績。舟足は軽快なだけにチャンス十分だろう。