レースリポート
12Rは田口節子vs遠藤エミ ダブルドリーム勝者2人が内枠激突 三国
2023.12.08
ボートレース三国のオールレディース(12月7日~12日開催)は8日、モーニングレースの2日目が終了した。2日目メインカードの12R「女神ドリーム」は3号艇の田口節子(岡山42歳)【冒頭の写真】が3コースからまくって快勝。2着に1号艇の長嶋万記(静岡)、3着に4号艇の岩崎芳美(徳島)が入り、3連単3-1-4で1810円の7番人気決着となっている。
そして3日目の12Rではダブルドリーム勝者の対戦が実現。初日ドリーム戦をイン逃げで制した遠藤エミ(滋賀35歳)【写真下】と、2日目ドリーム戦で3コースまくりを決めた田口節子が内枠に並んで直接対決する。
<三国 3日目 12R カニ坊選抜>
1号艇 田口 節子(岡山) 予選2位
2号艇 遠藤 エミ(滋賀) 予選5位
3号艇 刑部亜里紗(静岡) 予選14位
4号艇 藤堂 里香(福井) 予選13位
5号艇 向井田真紀(広島) 予選37位
6号艇 津田 裕絵(山口) 予選11位
※()内は支部
1号艇田口vs2号艇遠藤という組み合わせは、昨年2月の平和島ヴィーナスシリーズの準優以来で約1年10カ月ぶり。久々の内枠対決が楽しみだ。2022年クイーンズクライマックス覇者の田口と、2023年レディースチャンピオン覇者の遠藤。女子PG1直近2大会優勝者の激突に注目が集まる。
田口はイン最近10走が1・1・1・1・1・1・1・1・6・1着で1着率90%という鉄壁ぶり。この10走でトップスタートが6本もあるなど、鋭い踏み込みからイン速攻を決めるケースが目立つ。今節もここまで1・2・1・1着で予選2位と好調ムード。遠藤の攻めを封じて逃げ切るのか。
遠藤は前期に2コースで15戦7勝の1着率47%の好成績をマーク。8月の津レディースチャンピオンで準優2コース差し、優勝戦2コースまくりを決めて優勝したのが印象的だった。女子屈指の2コース巧者が田口の牙城を崩すのか。
2人は今節初日の3Rで1号艇と4号艇で対戦しており、田口がインから1着、遠藤が4コースから3着だった。田口が再び勝ち切るのか、遠藤が雪辱するのか、目が離せない一戦になる。