レースリポート
今節4コースまくり3発 優勝戦は4号艇の前田紗希がカギに 常滑オールレディース
2023.12.04
ボートレース常滑のオールレディース(11月30日~12月5日開催)は4日に5日目が終了。5日に行われる優勝戦のメンバーと今年のコース別1着率は次のとおり。
<常滑 最終日 12R 優勝戦>
1号艇 細川 裕子(愛知)1コース1着率56%
2号艇 竹井 奈美(福岡)2コース1着率31%
3号艇 海野ゆかり(広島)3コース1着率27%
4号艇 前田 紗希(埼玉)4コース1着率22%
5号艇 大瀧明日香(愛知)5コース1着率0%
6号艇 落合 直子(大阪)6コース1着率5%
※()内は支部
予選トップ通過の細川裕子(愛知41歳)【写真下】が準優をイン逃げで快勝。ポールポジションを手にした。細川はこれまで地元常滑で通算11優出0V。待ちに待った常滑初Vへ王手だ。
ただ気になるデータもある。細川は優勝戦1号艇が過去17回あるが、3・1・不・3・3・2・F・1・2・1・4・転・1・2・2・4・4着。17戦4勝で1着率24%と苦しんでいる。今回はきっちり勝ち切って栄冠を手にしたい。
ライバルたちは強力だ。2号艇の竹井奈美は今年2コースで26戦8勝の1着率31%という成績。優勝戦2号艇でのV歴(2018年住之江ヴィーナスシリーズ)も持つだけに侮れない。
海野ゆかりは優勝戦3号艇でのV歴が実に9回。赤いカポックでの勝負強さは女子ナンバーワンといって過言ではないだろう。
4号艇の前田紗希(埼玉30歳)【冒頭の写真】は今節4コースで3戦3勝。いずれもゼロ台スタートでのまくり一撃だった。優勝戦でも果敢に攻めてくる可能性大だろう。
舟券のカギは5号艇の大瀧明日香か。今年5コースは40走して1着ゼロ。しかし2着が9本、3着が16本もあり、3連対率は63%と非常に高い。今節も5コース2走で2・3着としっかり連絡みしていた。優勝戦でも見せ場をつくるのか。