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5枠・藤原菜希がQC出場へV条件で守屋美穂に挑む! 三国レディースチャレンジカップ

2023.11.25

 ボートレース三国の「G2第10回レディースチャレンジカップ」(11月21日~26日、SGチャレンジカップと併催)は25日、5日目が終わって予選ラウンドが終了。予選得点率上位の6人が26日に行われる優勝戦への切符を手にした。優勝戦メンバーと25日夜時点の今年の獲得賞金と女子順位は次のとおり。

<三国 最終日 11R 優勝戦>
1号艇 守屋 美穂(岡山)4276万円  2位 
2号艇 三浦 永理(静岡)3364万円  8位 
3号艇 長嶋 万記(静岡)3885万円  3位 
4号艇 遠藤 エミ(滋賀)4811万円  1位 
5号艇 藤原 菜希(東京)2505万円 21位 
6号艇 西橋 奈未(福井)2373万円 23位 
※()内は支部

 1~4号艇の4人はすでに年末の大一番・クイーンズクライマックス(QC)出場当確。6号艇の西橋奈未はここで優勝してもクイーンズクライマックス出場ボーダーには届かない。5号艇の藤原菜希(東京支部37歳)【冒頭の写真】だけがクイーンズクライマックス勝負駆けの状況で優勝戦に臨むことになった。

 藤原は今年の女子賞金ランキングが現在21位で、クイーンズクライマックス出場ボーダーの12位(現状は大瀧明日香。海野ゆかりにも可能性)まで約346万円差。優勝して賞金460万円を手にすれば、2人の最終日着順関係なしに逆転できる。1着条件の勝負駆けだ。

 藤原は今年5コースで40戦2勝の1着率5%。3月の宮島一般戦で5コースまくり差し、7月の大村オールレディースで5コースまくり差しの1着がある。藤原は5コースで通算31勝しており、まくり差しで16勝、まくりで12勝、抜きで3勝、差しはゼロ。この31勝のうち21勝はトップスタートを決めて勝っており、まずはスタートが大きなカギになってくるだろう。

 地元多摩川でのクイーンズクライマックス出場をめざして藤原がどんな走りを見せるのか注目したいところ。もちろん貪欲に1着を狙いにいくなら前付けという手段があってもおかしくない。

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 迎え撃つ1号艇は予選トップ通過の守屋美穂(岡山支部34歳)【写真上】だ。今年インは57戦46勝の1着率81%という強さ。女子レースに限れば28戦24勝で1着率86%の鉄壁ぶりだ。現在イン8連勝中と隙のない走りを続けている守屋が優勝戦でも底力を見せるのか。2018年の芦屋大会に続く2回目のレディースチャレンジカップ制覇を狙う。

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